使用中のエンコードとは、メモリ内のデータのコードページと、ユーザーインタフェースおよび作業ファイルに表示されるデータのコードページのことです。データプロセッサトランスフォーメーションで参照するスキーマのエンコードと互換性がある使用中のエンコードを選択する必要があります。

以下の表に、使用中のエンコードの設定を示します。

設定	説明
データプロセッサのデフォルトのコードページを使用	データプロセッサトランスフォーメーションのデフォルトのエンコードを使用します。
その他	リストからエンコードを選択します。
XML特殊文字のエンコード	XML特殊文字の表現を決定します。 ［なし］ または ［XML］ を選択できます。 なし 。 &amp; &lt; &gt; &quot; &apos;のままで残す XML特殊文字のエンティティ参照は、テキストとして解釈されます。例えば、文字 > は次のように表示されます。 &gt; デフォルトはなしです。 XML 。& < > " 'に変換する XML特殊文字のエンティティ参照は、通常文字として解釈されます。例えば、&gt;は次の文字として表示されます。 >

入力エンコードは、入力ドキュメント内で文字データがどのようにエンコードされるかを決定します。スクリプトで、追加入力ポートのエンコードを構成できます。

以下の表に、

［入力］

領域でのエンコード設定を示します。

設定	説明
入力ドキュメントで指定したエンコードを使用	ソースドキュメントで定義されているコードページ（XMLドキュメントのエンコード属性など）を使用します。 ソースドキュメントでエンコードが指定されていない場合、データプロセッサトランスフォーメーションは、 ［設定］ ビューのエンコード設定を使用します。
使用中のエンコードを使用	使用中のエンコードと同じエンコードを使用します。
その他	ドロップダウンリストから入力エンコードを選択します。
XML特殊文字のエンコード	XML特殊文字の表現を決定します。 ［なし］ または ［XML］ を選択できます。 なし。 &amp; &lt; &gt; &quot; &apos;のままで残す XML特殊文字のエンティティ参照は、テキストとして解釈されます。例えば、 > は次のように表示されます。 &gt; デフォルトは［なし］です。 XML 。& < > " 'に変換する XML特殊文字のエンティティ参照は、通常文字として解釈されます。例えば、&gt;は次の文字として表示されます。 >
バイトオーダー	マルチバイト文字が入力ドキュメント内でどのように表示されるかを示します。次のオプションを選択することができます。 リトルエンディアン。最初に最下位バイトが表示されます。デフォルト。 ビッグエンディアン。最初に最上位バイトが表示されます。 バイナリ変換なし。

出力エンコードは、メインの出力ドキュメント内で文字データがどのようにエンコードされるかを決定します。

以下の表に、

［出力］

領域でのエンコード設定を示します。

設定	説明
使用中のエンコードを使用	出力エンコードは使用中のエンコードと同じです。
その他	ユーザーはリストから出力エンコードを選択します。
XML特殊文字のエンコード	XML特殊文字の表現を決定します。 ［なし］ または ［XML］ を選択できます。 なし 。 &amp; &lt; &gt; &quot; &apos;のままで残す XML特殊文字のエンティティ参照は、テキストとして解釈されます。例えば、 > は次のように表示されます。 &gt; デフォルト。 XML 。& < > " 'に変換する XML特殊文字のエンティティ参照は、通常文字として解釈されます。例えば、&gt;は次の文字として表示されます。 >
入力エンコードと同じ	出力エンコードは入力エンコードと同じです。
バイトオーダー	マルチバイト文字が入力ドキュメント内でどのように表示されるかを示します。次のオプションを選択することができます。 リトルエンディアン。最初に最下位バイトが表示されます。デフォルト。 ビッグエンディアン。最初に最上位バイトが表示されます。 バイナリ変換なし。