目次

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  1. はじめに
  2. トランスフォーメーション言語
  3. 定数
  4. 演算子
  5. 変数
  6. 日付
  7. 関数
  8. カスタム関数の作成
  9. カスタム関数APIリファレンス

トランスフォーメーション言語リファレンス

トランスフォーメーション言語リファレンス

POWER

POWER

関数に渡された指数による値の累乗を返します。

構文

POWER(
base
,
exponent
)
以下の表に、このコマンドの引数を示します。
引数
必須/
オプション
説明
base
必須
数値。この引数は累乗される基数値です。有効なトランスフォーメーション式を必要に応じて入力できます。底の値が負の場合は、指数は整数である必要があります。
exponent
必須
数値。この引数は累乗の指数値です。有効なトランスフォーメーション式を必要に応じて入力できます。底の値が負の場合は、指数は整数である必要があります。このような場合、小数点以下の値は、結果が返される前に最も近い整数に丸められます。

戻り値

Double値。
関数にNULL値を渡した場合はNULLです。

次の式は、Exponentポートの値を指数として、Numbersポートの値の累乗を返します。
POWER( NUMBERS, EXPONENT )
NUMBERS
EXPONENT
RETURN VALUE
10.0
2.0
100
3.5
6.0
1838.265625
3.5
5.5
982.594307804838
NULL
2.0
NULL
10.0
NULL
NULL
-3.0
-6.0
0.00137174211248285
3.0
-6.0
0.00137174211248285
-3.0
6.0
729.0
-3.0
5.5
729.0
-3.0の-6乗は、-3.0の-5.5乗と同じ結果を返します。基数が負の場合、指数は整数でなければなりません。そうでない場合、
PowerCenter統合サービス
は指数を近似値の整数に丸めます。