目次

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  1. はじめに
  2. トランスフォーメーション言語
  3. 定数
  4. 演算子
  5. 変数
  6. 日付
  7. 関数
  8. カスタム関数の作成
  9. カスタム関数APIリファレンス

トランスフォーメーション言語リファレンス

トランスフォーメーション言語リファレンス

ENC_BASE64

ENC_BASE64

データのエンコードは、MIME (Multipurpose Internet Mail Extensions)エンコードを使用してバイナリデータを文字列データに変換します。バイナリデータをサポートしていないデータベースまたはファイルにデータを保存する場合、データをエンコードします。また、トランスフォーメーションを利用して文字列フォーマットのバイナリデータを渡すためにも、データをエンコードできます。エンコードされたデータは、元のデータより約33%長くなります。データは、ランダムに並べられた文字セットとして表示されます。

構文

ENC_BASE64(
value
)
以下の表に、このコマンドの引数を示します。
引数
必須/
オプション
説明
value
必須
バイナリデータ型または文字列データ型。エンコードするデータ。

戻り値

エンコードされた値。
NULL値を入力した場合は、NULLです。

WebSphere MQからメッセージを読み込み、そのデータをフラットファイルターゲットに書き込むとします。 このとき、ターゲットデータの一部としてWebSphere MQメッセージIDを格納する必要があります。 しかし、MsgIDフィールドはバイナリで、フラットファイルターゲットではバイナリデータはサポートされていません。この場合、
PowerCenter統合サービス
がデータをターゲットに書き込む前に、ENC_BASE64を使用してMsgIDをエンコードします。