パイプライン内のパーティション数を増やすと、セッションのパフォーマンスを改善できます。パーティションの数を増やすことにより、PowerCenter Integration Serviceはソースおよびターゲットへの複数の接続を作成し、ソースおよびターゲットのパーティションを並列に処理できます。

ABAPマッピングを設定してパイプラインパーティション化を使用すると、PowerCenter統合サービスは動的フィルタ処理と同様にパーティション情報を処理します。 PowerCenter統合サービスは、パーティション情報をリポジトリに保存します。

パーティション情報は、PowerCenter統合サービスによってSAPシステムに移動されます。 ABAPプログラムは関数を呼び出してパーティション情報を処理します。

パーティションを作成する際、アプリケーションソース修飾子で動的フィルタ条件を上書きすることができます。

SAP ECCソースに適用されるパーティション化制限を以下に示します。