SAPターゲットテーブルにデータをロードするときに、ライタまたはSAPターゲットテーブルによって行を拒否することができます。 データ変換エラーが発生した場合や、セッションプロパティを設定せずに行を挿入、更新、または削除しようとした場合、ライタは行を拒否します。 PowerCenter Integration Serviceは、拒否された行を拒否ファイルに書き込みます。
SAPターゲットテーブルがノーマルモードで行を拒否した場合、SAPトランスポートモジュールはPowerCenter Integration Serviceにデータを送信します。 PowerCenter Integration Serviceは、拒否データを拒否ファイルに書き込みます。 SAPが一括モードでデータを拒否した場合、PowerCenter Integration Serviceは不良データを拒否ファイルに書き込みません。 セッションログが更新され、SAPによって拒否されたパケット内の行番号が記載されます。
各行の最初に「U」、「I」、または「D」のマークを付けることによって、その行が更新、挿入、または削除のどれに設定されているのかが示されます。 拒否ファイル内のすべての行で、行が拒否された場所がINFAまたはSAPによって示されます。
PowerCenter Integration Serviceは、ターゲットインスタンスに基づいて拒否ファイルを作成します。
次のサンプルリジェクトファイルに、SAPインジケータおよびINFAインジケータを示します。
I,SAP,800,000000000000000968,20040813,MELEWSKY,,,KEBV,KEBV,
I,INFA,800,000000000000001009,20041001,SAHAD,,,KVEDPALSQBG