SAPは独自の言語、すなわちABAP/4を使ってデータを抽出します。SAP ECCソース定義を使用してマッピングを設定した後、DesignerからABAPプログラムを生成してインストールする必要があります。Designerは独自のプログラム名を生成し、それをリポジトリに格納します。ABAPプログラムを生成する場合は、ソースデータが含まれるSAPシステムにそのプログラムをインストールします。PowerCenter Integration Serviceでは、ABAPプログラムを使用して、SAPシステムからデータを抽出します。

以下のオプションを使用して、SAP ECCソースでマッピングを行うためのABAPプログラムを管理します。

PowerCenter Integration Serviceは、ABAPプログラムによってではなく、リモート関数コールにより階層データを抽出します。 詳細テーブル定義を使用しないで階層定義のみでマッピングを設定する場合、DesignerではそのマッピングにABAPプログラムを生成しません。

ABAPプログラムのインストール後にマッピングが無効になった場合は、そのマッピングを検査して、リポジトリを保存してからABAPプログラムを再インストールします。ABAPプログラムのインストール後にマッピングを開いたままリポジトリを保存すると、セッションが失敗し、セッションログに、プログラムを再生成してインストールするように指示が書き込まれます。

pmrepコマンドラインプログラムを使用して、SAP ECCソースでマッピングを行うためのABAPプログラムを生成し、インストールすることができます。