Select Distinctは、固有のキーの値のセットを持つ行を戻すコマンドです。Open SQL、Exec SQLおよびABAPジョイン構文でSelect Distinctを使用します。Open SQL使用時、DesignerはSelect Distinctオプションを使って設定する各ソース定義に対してSelect Distinct文を生成します。

特定のキーとなる値に関連するレコードのみを戻したい場合、本オプションを使用することができます。Select Distinctは、データフローで不要なデータを早めに取り除くことでパフォーマンスを向上させます。

Select Distinctを使用し、Exec SQLおよびABAPジョイン構文に設定された1つのアプリケーションソース修飾子に複数のソースを結合する場合、アプリケーションソース修飾子に接続される各ソースに対してSelect Distinctを選択してください。Select Distinctオプションを使用してすべてのソース定義を設定する場合のみ、DesignerはExec SQLを使ってSelect Distinct文を生成します。

Select Distinctオプションは階層定義およびIDoc定義には使用できません。