PowerExchange for SAP NetWeaver PowerCenterユーザーガイド

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SAP ECCターゲットのセッションプロパティ

［マッピング］タブの［ターゲット］ビューで、SAP ECCターゲットのセッションプロパティを設定できます。セッション内の各ターゲットインスタンスについて、プロパティを定義します。［マッピング］タブの［ターゲット］ビューをクリックすると、特定のターゲットの設定を表示および設定することができます。［ターゲット］ノードでターゲットを選択します。

以下の表に、セッションプロパティの［マッピング］タブの［プロパティ］設定で利用できるプロパティを示します。

属性名	説明
ターゲットロードタイプ	［ノーマル］と［一括］のどちらかを選択します。［ノーマル］を選択した場合、PowerCenter統合サービスはSAP ECCターゲットを通常どおりにロードします。［一括］を選択した場合、PowerCenter統合サービスはパケット内のすべての行をSAP ECCターゲットに同時にロードします。一括モードでロードすると、セッションのパフォーマンスが向上します。デフォルトは［ノーマル］です。
パケットサイズ	PowerCenter統合サービスがテーブルデータをSAPにコミットするパケットサイズを設定します。パケットサイズにより、SAPシステムに対してRFC呼び出しを行う前にPowerCenter統合サービスがそのバッファに格納する最大行数が決まります。デフォルトは10000です。
挿入	Integration Serviceは、挿入のフラグが設定された行をすべて挿入します。デフォルトでは有効になっています。
更新	いずれかの更新オプションを選択します。なし。PowerCenter Integration Serviceは、どの行も更新しません。更新（更新）。PowerCenter Integration Serviceは、更新のフラグが設定された行をすべて更新します。デフォルトのオプションです。更新（挿入）。PowerCenter Integration Serviceは、更新のフラグが設定された行をすべて挿入します。更新しない場合は挿入。PowerCenter Integration Serviceは、更新のフラグが設定された行がターゲットに存在する場合はそれらを更新し、そうでない場合は行を挿入します。
削除	PowerCenter統合サービスは、削除のフラグが設定された行をすべて削除します。デフォルトでは有効になっています。
テーブルの切り詰めオプション	PowerCenter統合サービスは、ロードする前にターゲットを切り詰めます。デフォルトでは無効になっています。
拒否ファイルディレクトリ	拒否ファイルのディレクトリ名。デフォルトでは、統合サービスはすべての拒否ファイルを、サービスのプロセス変数ディレクトリ$PMBadFileDirに書き込みます。
拒否ファイル名	拒否ファイルのファイル名。
ターゲットテーブル名	デフォルトのターゲットテーブル名を上書きできます。
更新オーバーライド	ターゲット定義の［プロパティ］タブのUPDATE文をオーバーライドします。

SAPテーブルにデータを書き込むときに、ターゲット接続グループを設定することはできません。

SAP ECCソースおよびターゲットを使用したセッションの設定

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