セッションをファイルモードで実行するには、セッションプロパティでSAP Staging ReaderをソースReaderタイプとして選択します。Mapping DesignerでABAPプログラムをインストールし、ABAPプログラムの生成時にファイルモードを選択した場合は、SAP Staging Readerを選択してください。

ファイルモードおよびストリームモードに対して別々のアプリケーション接続がある場合、RFCを使ってSAPシステムに接続するよう設定されたアプリケーション接続を選択しなければなりません。

ファイルモードセッション実行時、インストールされたABAPプログラムはアプリケーションサーバーに一時ファイルを作成します。プログラムはソースデータを抽出しそれをファイルにロードします。プログラムがデータを抽出し、ファイルにロードしている間、PowerCenter統合サービスプロセスはアイドル状態です。 ファイル完成時、PowerCenter統合サービスはファイルにアクセスし、セッションの処理を続けます。 ファイルを再利用するようにセッションを設定していなければ、ABAPプログラムは一時ファイルを削除します。