目次

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  1. はじめに
  2. パート 1: PowerExchange for SAP NetWeaverの作業の開始
  3. パート 2: PowerExchange for SAP Dynamic ABAP Table Extractorを使用したデータ統合
  4. パート 3: ABAPを使用したデータ統合
  5. パート 4: ALEを使用したIDoc統合
  6. パート 5: BAPI/RFC関数を使用したデータ統合
  7. パート 6: データ移行
  8. パート 7: ビジネスコンテンツの統合
  9. パート 8: SAP BWデータ抽出
  10. パート 9: SAP BIへのデータのロード
  11. 付録 A: データタイプリファレンス
  12. 付録 B: コードページおよびUnicodeのサポート
  13. 付録 C: 用語解説

PowerExchange for SAP NetWeaver PowerCenterユーザーガイド

PowerExchange for SAP NetWeaver PowerCenterユーザーガイド

ACCPおよびDATS

ACCPおよびDATS

ACCPおよびDATSはゼロ値をサポートする日付のデータタイプです。PowerCenterは、日付/時刻トランスフォーメーションデータタイプのゼロ値をサポートしません。ACCPおよびDATSは、PowerCenterが日付/時刻トランスフォーメーションデータタイプに変換するSAPの日付データタイプです。これらのフィールドのデータは内部では文字列として格納されているため、有効な日付とは一致しない場合があります。たとえば、カラムにゼロ(0)だけの文字列が格納されている場合があります。SAPがアプリケーションソース修飾子の日付/時刻カラムに対して0を渡すと、PowerCenter Integration Serviceは0をNULLに変換し、レコードを処理し続けます。 ただし、PowerCenter Integration Serviceは不正な日付を含む行を拒否して、セッションログにエラーを書き込みます。
PowerCenter統合サービスでこれらの行を処理する場合は、アプリケーションソース修飾子でデータタイプを文字列に変更し、行を式トランスフォーメーションに渡します。文字列が有効な日付であるかどうかをテストするIS_DATE関数と、有効な文字列を日付に変更するTO_DATE関数を使って式を記述することができます。また、TO_DATE関数により、不正な文字列を現在の日付等の任意の日付に変換することもできるため、PowerCenter Integration Serviceは行をスキップしません。