PowerCenterは、SAPデータタイプCHARをVARCHARとして扱います。PowerCenterではCHARデータ、CUKYデータおよびUNITデータの最後にある空白が切り捨てられるため、SAPデータと他のソースデータが比較できます。

SAPは末尾の空白を含むすべてのCHARデータを格納します。PowerCenter Integration Serviceで末尾の空白を残すかどうかは、PowerCenter Integration ServiceのTreatCHARasCHARonReadプロパティで指定します。 このプロパティをNoに設定すると、PowerCenter Integration ServiceはSAP CHARデータをVARCHARデータとして処理し、末尾の空白を切り捨てます。 PowerCenter Integration Serviceは、CUKYデータおよびUNITデータの末尾の空白も切り捨てます。 RTRIM関数を使用せずにSAPデータを他のソースデータと比較することができます。

SAPカラムを他のデータと比較するときに空白を含むマッピングがある場合、PowerCenter Integration Serviceに末尾の空白を切り捨てさせたくない場合もあります。 CHARデータの末尾の空白を残すようにPowerCenter Integration Serviceを設定するには、PowerCenter Integration ServiceプロパティTreatCHARasCHARonReadをYesに設定します。