目次

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  1. はじめに
  2. Oracleコネクタの概要
  3. Oracle接続
  4. 同期
  5. Oracleコネクタを使用したマッピングとマッピングタスク
  6. レプリケーションタスク
  7. トラブルシューティング
  8. 付録 A: データ型リファレンス

Oracleコネクタ

Oracleコネクタ

キー範囲パーティション化

キー範囲パーティション化

マッピング
タスクを使用して、Oracleソースからデータを読み取る場合、キー範囲パーティション化を設定できます。キー範囲パーティション化により、Secure Agentはパーティションキーとして定義したフィールドに基づいてソースデータ行を分散します。Secure Agentは、フィールド値を各パーティションの範囲値と比較して、適切なパーティションに行を送信します。
データ値が均等に分散されているカラムには、キー範囲パーティション化を使用します。そうしないと、パーティションのサイズが等しくなくなる可能性があります。例えば、あるカラムのキー値1から1000の間には10行あり、キー値1001から2000の間には999行があるというようになります。マッピングに複数のソースが含まれる場合は、ソースごとに同じ数のキー範囲を使用します。
カラムのキー範囲パーティション化を定義すると、Secure Agentはその指定されたパーティション範囲内にある行を読み取ります。例えば、カラムの2つのパーティションを範囲10から20と30から40に対して設定した場合、行20から30は指定したパーティション範囲内にないため、Secure Agentはこれらの行を読み取りません。
パーティショニングを設定するときは、次のルールを考慮してください。
  • 以下のデータ型のフィールドにパーティションキーを設定できます。
    • 文字列。
    • すべての数値データ型。ただし、キー範囲の値には少数は使用できません。
    • 日付/時刻タイプ。「MM/DD/YYYY HH24:MI:SS」の形式を使用します。
  • マッピングに以下のトランスフォーメーションが含まれている場合には、キー範囲パーティションを使用できません。
    • Webサービス
    • XMLからリレーショナル
  • パーティショニングのキー範囲値としてサブ秒を含むdatetimeカラムとdatetime2カラムを指定した場合、レコードはターゲットにロードされません。パーティショニングで指定した値からサブ秒単位の値を削除し、マッピングを実行する必要があります。