目次

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  1. はじめに
  2. マッピング
  3. マッピングチュートリアル
  4. パラメータ
  5. CLAIREの推奨事項
  6. データカタログ検出
  7. Visioテンプレート

マッピング

マッピング

変数関数

変数関数

変数関数では、実行時にタスクが入出力パラメータの現在の値を計算する方法を決定します。
式で変数関数を使用して、タスクの実行時にパラメータの現在の値を設定できます。
タスクの実行中を通して、パラメータ値の一貫性を保つには、パラメータ定義で有効な集計タイプを使用します。例えばSetMaxVariable関数は、Min集計タイプではなくMax集計タイプで使用できます。
次の表に、利用可能な変数関数、集計タイプ、および各関数で使用できるデータ型を示します。
変数関数
説明
有効な集計タイプ
有効なデータ型
SetVariable
パラメータを指定された値に設定します。タスクの実行の最後で、最終的な現在の値と開始時の値が比較されます。集計タイプに基づいて、ジョブの詳細に最終的な値が保存されます。
この関数は、マッピングがデータ統合サーバーで実行される場合にのみ使用できます。
MaxまたはMin
すべてのトランスフォーメーションのデータ型
(文字列データ型とテキストデータ型を除く)を詳細モードで使用できます。
SetMaxVariable
パラメータを値のグループの最大値に設定します。
詳細モードでは、この関数は式トランスフォーメーションにのみ使用できます。
最大
すべてのトランスフォーメーションのデータ型
(文字列データ型とテキストデータ型を除く)を詳細モードで使用できます。
SetMinVariable
パラメータを値のグループの最小値に設定します。
詳細モードでは、この関数は式トランスフォーメーションにのみ使用できます。
最小
すべてのトランスフォーメーションのデータ型
(文字列データ型とテキストデータ型を除く)を詳細モードで使用できます。
SetCountVariable
パラメータ値を1ずつインクリメントします。
詳細モードでは、この関数は式トランスフォーメーションにのみ使用できます。非決定的なCOUNT戻り値を回避するために、ターゲットトランスフォーメーションの直前にSetCountVariable関数を設定します。例えば、複数のダウンストリームパイプラインを含むトランスフォーメーションの前にSetCountVariable関数を設定した場合、生成されるCOUNT値は実際の行数のn倍になる可能性があります。
合計数
IntegerおよびBigint
パイプライン内の各入出力パラメータで、変数関数を1回使用します。実行時にマッピング内で関数が見つかるたびに、タスクは各関数を評価します。その結果、タスクが実行されるたびに、異なる順番で関数が評価される可能性があります。このため、マッピングで同じ変数関数を複数回使用すると、結果が矛盾することがあります。