目次

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  1. はじめに
  2. マッピング
  3. マッピングチュートリアル
  4. パラメータ
  5. CLAIREの推奨事項
  6. データカタログ検出
  7. Visioテンプレート

マッピング

マッピング

水平拡張および垂直拡張

水平拡張および垂直拡張

式マクロは、垂直方向または水平方向に拡張できます。1つの式マクロで、水平拡張および垂直拡張の両方を使用できます。
垂直拡張では、複数の式を生成することによって、複数のフィールドで同じ計算が実行されます。垂直拡張を使用するには、複数の受信フィールドを表すマクロ入力フィールドを設定します。タスクが実行されると、アプリケーションは、マクロ入力フィールドが表す各フィールドに対して同じ計算を実行します。
例えば、次の式は、%addr%変数によって定義されたアドレスポートから先頭と末尾のスペースを切り捨て、その結果に_oの接尾辞を付けて出力フィールドに書き込みます。
%addr%_o = LTRIM(RTRIM(%addr%))
この結果、次の式が出力フィールドに表示されます。
address1_o = LTRIM(RTRIM(address1)) address2_o = LTRIM(RTRIM(address2)) city_o = LTRIM(RTRIM(city)) state_o = LTRIM(RTRIM(state)) zipcode_o = LTRIM(RTRIM(zipcode))
水平拡張では、1つの式を展開しながら、複数のフィールドに対して計算が実行されます。水平拡張を使用するには、一連の受信フィールドまたは定数を表すマクロ入力フィールドを設定します。タスクが実行されると、タスクは、マクロ入力フィールドを拡張し、各フィールドまたは定数を使用して複雑な式を計算します。
次の水平拡張関数を使用できます。
%OPR_CONCAT%
CONCAT関数を使用して、式マクロ内の式を拡張し、複数のフィールドを連結します。%OPR_CONCAT%は、次の式と同じ計算値を作成します。
FieldA || FieldB || FieldC...
%OPR_CONCATDELIM%
CONCAT関数を使用して、式マクロ内の式を拡張し、複数のフィールドを連結してカンマ区切り文字を追加します。%OPR_CONCATDELIM%は、次の式と同じ計算値を作成します。
FieldA || ", " || FieldB || ", " || FieldC...
%OPR_IIF%
IIF関数を使用して、式マクロ内の式を拡張し、IIF文のセットを評価します。%OPR_IIF%は、次の式と同じ計算値を作成します。
IIF(<field> >= <constantA>, <constant1>, IIF(<field> >= <constantB>, <constant2>, IIF(<field> >= <constantC>, <constant3>, 'out of range')))
%OPR_SUM%
SUM関数を使用して、式マクロ内の式を拡張し、すべてのフィールドの合計を返します。%OPR_SUM%は、次の式と同じ計算値を作成します。
FieldA + FieldB + FieldC...
例えば、次の式は、NULLのフィールドがないかどうかを確認します。NULLのフィールドが見つかったら、Isnullフィールドが正の数に設定されます。
Isnull=%OPR_SUM{IIF(ISNULL(%fields%),1,0]%
展開された式マクロは次の式を生成し、%fields%変数によって定義されたすべてのフィールドを使用してその式が展開されます。
Isnull=IIF(ISNULL (fieldA, 1,0) + IIF(ISNULL(fieldB, 1, 0)...