目次

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  1. はじめに
  2. マッピング
  3. マッピングチュートリアル
  4. パラメータ
  5. CLAIREの推奨事項
  6. データカタログ検出
  7. Visioテンプレート

マッピング

マッピング

Visioテンプレートの設定に関するルールおよびガイドライン

Visioテンプレートの設定に関するルールおよびガイドライン

Visioテンプレートを設定するには、以下の一般的なルールとガイドラインに従ってください。
  • すべてのソースタイプにソース定義オブジェクトを使用します。
  • データベースおよびフラットファイルソースの場合、ソース修飾子オブジェクトを使用します。その他のすべてのソースタイプの場合、アプリケーションソース修飾子オブジェクトを使用します。
  • 任意のターゲットオブジェクトを使用して異なるターゲットタイプを表すことができます。
  • 以下のオブジェクトは、現時点ではサポートされていません。
    • 未接続のSalesforceルックアップ
    • 未接続のストアドプロシージャ
    • 関連するSalesforceソース
  • リンクに名前を付ける場合、リンクに関連付けられているルールを説明する名前を使用してください。これにより、各リンクのルールを読まなくてもデータフローを把握できます。
  • Cloud Integration Template Designer
    でマップレットオブジェクトを作成しないでください。PowerCenterタスクの一部としてマップレットを作成し、PowerCenterマッピングXMLをVisioテンプレートとして使用するためにエクスポートできる場合、Visioテンプレートでマップレットオブジェクトを使用できます。
  • フィールドマッピングのプロンプトを使用するように式マクロおよびテンプレートパラメータが含まれるデータフローを設定する場合は、異なる式オブジェクトのままにしてください。式マクロに1つの式オブジェクトを使用し、フィールドマッピングのテンプレートパラメータに別の式オブジェクトを使用します。
  • データ統合
    のトランスフォーメーション言語を使用して式を定義します。
  • ノーマライザオブジェクトの場合、生成されたキー値は各ジョブでリセットされます。シーケンスジェネレータオブジェクトの場合、生成されたキーシーケンス値も各ジョブでリセットされます。
  • アグリゲータオブジェクトに複数のグループ化ポートを設定する場合、フィールド名を区切るためにセミコロンを使用します。ポート別にグループのテンプレートパラメータを作成する場合、Visioテンプレートをアップロードするときにテンプレートパラメータの説明を追加できます。
  • マップレットまたはデータフローで接続済みのストアドプロシージャおよびストアド関数を使用できます。ストアドプロシージャオブジェクトを使用する際は、以下のガイドラインに従ってください。
    • ストアドプロシージャ名、入力フィールド、出力フィールドを記述して、式テキストプロパティでストアドプロシージャを定義します。
      <Stored Procedure Name>(<inputfield1 datatype>(<precision>,<scale>) IN <inputfield1>, <inputfield2 datatype>(<precision>,<scale>) IN <inputfield2>... <outputfield1 datatype>(<precision>,<scale>) OUT <outputfield1>, <outputfield1 datatype>(<precision>,<scale>) OUT <outputfield2>...)
    • フィールドの順序をストアドプロシージャで定義されたテンプレートパラメータの順序と一致させます。
    • ストアドプロシージャオブジェクトのすべてのフィールドを接続します。
    • データフローでストアドプロシージャが使用されている場合、式テキストをパラメータ化して、異なるストアドプロシージャで同じテンプレートを再利用できます。この場合、ストアドプロシージャオブジェクトの入力および出力のリンクルールもパラメータ化する必要があり、リンクルールマッピングでストアドプロシージャのテンプレートパラメータの順序を保つ必要があります。
    • ストアド関数を使用するには、式テキストプロパティで以下の構文を入力します。
      <return value datatype>(<precision>,<scale>)<Stored Function Name>(<inputfield1 datatype>(<precision>,<scale>) IN <inputfield1>, <inputfield2 datatype>(<precision>,<scale>) IN <inputfield2>... <outputfield1 datatype>(<precision>,<scale>) OUT <outputfield1>, <outputfield1 datatype>(<precision>,<scale>) OUT <outputfield2>...)
    • stringデータ型で問題が発生した場合、文字列値にNSTRINGデータ型を使用します。
  • フィールドマッピングのプロンプトで「_OUT」がフィールドマッピングの出力フィールド名に追加されます。テンプレートパラメータにフィールドマッピングのプロンプトを使用する場合、_OUTサフィックスの付いた出力フィールドをデータフローの次のオブジェクトに移動するリンクルールを使用します。
  • フィールド名が一致し、データ型、精度、スケールが一致する複数のターゲットにデータを書き込むためにフィールドマッピングのプロンプトを使用する場合、1つのターゲットで1つのフィールドを接続すると、両方のターゲットの一致するフィールドにデータが書き込まれます。ターゲットフィールドの名前が同じでも、データ型、精度、またはスケールが異なる場合は、ターゲットフィールドの1つをマッピングできます。
  • フィールドマッピングのプロンプトの後で、データフローに対してマップレットオブジェクトまたは複数のターゲットを使用しないでください。
  • 同じソースオブジェクトの複数のインスタンスを使用する場合、ソースの各インスタンスに一意のテーブル名を使用します。同様に、ターゲットオブジェクトの複数のインスタンスを使用する場合、ターゲットの各インスタンスに一意のテーブル名を使用します。さらに、ルックアップの複数のインスタンスを使用する場合、ルックアップの各インスタンスに一意のテーブル名を使用します。
  • トランスフォーメーションですべてのフィールド名を表すために、式で%ALL%式マクロを使用できます。詳細については、
    『Informatica PowerCenter Mapping Architect for Visioガイド』
    の「式での%ALL%キーワードの使用」を参照してください。
  • アップデートストラテジオブジェクトは、ターゲットテーブルでキーが定義されている場合のみ使用します。
  • カスタムトランスフォーメーションオブジェクトでは、入力フィールドと出力フィールドの両方としてフィールドを設定せず、すべての入力フィールドをOUTPUTグループに含めないでください。
  • フィールドマッピングでカスタムトランスフォーメーションのフィールドを含めるには、[固定ポート]プロパティをYESに設定します。

Cloud Integration Template Designer
の操作に関するヒント

Cloud Integration Template Designer
を操作するには、以下のヒントに従ってください。
  • Cloud Integration Template Designer
    の機能を完全に使用するには、Microsoft Visioでマクロを有効にします。
  • Mapping Architect for Visio 2010の場合、Informaticaツールバーは[アドイン]タブに表示されます。
  • Informaticaツールバーの[パラメータの表示]アイコンを使用して、$<template_parameter_name>$構文を使用するVisioテンプレートで宣言されたテンプレートパラメータを表示します。
  • Informaticaツールバーの[マッピングテンプレートの検証]アイコンを使用して、基本的な検証を実行します。
  • Visioテンプレート内でオブジェクトの切り取りと貼り付けを行うことができます。ただし、異なるVisioテンプレート間でコピーして貼り付けを実行しようとすると、エラーが発生する場合があります。
  • リンクを設定すると、Mapping Architect for Visioでオブジェクトが強調表示され、リンクがオブジェクトに接続されたことが示されます。リンクの両側を接続します。
  • Mapping Architect for Visioディクショナリのリンクルールは、現時点ではサポートされていません。
  • Mapping Architect for Visioの使用に関する全般的な情報については、Mapping Architect for Visioのマニュアルを参照してください。Mapping Architect for Visioのマニュアルは、Informatica Cloud開発者コミュニティで入手できます: https://network.informatica.com/docs/DOC-15318
以下のMapping Architect for Visioの機能は、
データ統合
のVisioテンプレートの作成には関連していません。
  • Informaticaツールバーの[マッピングパラメータとマッピング変数]アイコン。
  • テンプレートをパブリッシュするときに作成される<template_name>_<param>.xmlファイル。このファイルは使用しないでください。

テンプレートパラメータのルールとガイドライン

テンプレートのテンプレートパラメータを設定する際には、以下のルールとガイドラインに従ってください。
  • テンプレートパラメータの値を定義するときの混乱を避けるために、各テンプレートパラメータの論理名を使用し、テンプレートの各テンプレートパラメータに一意の名前を使用します。
  • ユーザー定義の結合をパラメータ化する場合、パラメータ値で完全修飾名を使用します。
  • Informaticaツールバーの[パラメータの表示]アイコンを使用して、ファイルのすべてのテンプレートパラメータを表示できます。
  • テンプレートパラメータの名前および値では、特に指定されない限り、大文字と小文字が区別されます。

PowerCenterマッピングXMLテンプレートに関するヒント

PowerCenterマッピングXMLファイルから作成されるVisioテンプレートに関しては、以下のヒントに従ってください。
  • Visioテンプレートのソース、ターゲット、ルックアップおよびリンクルールの名前を変更して、意味のある名前を付けます。ソース、ターゲット、ルックアップは、アップロードしたVisioテンプレートで自動的にテンプレートパラメータになります。
  • Visioテンプレートには以下のPowerCenterオブジェクトを含めることができます。
    • アグリゲータ
    • アプリケーションソース修飾子
    • BAPI/RFCトランスフォーメーション
    • ジョイナ
    • ルックアップ
    • マップレット
    • ノーマライザ
    • ランク
    • ルータ
    • SAP/ALE IDoc Prepare
    • シーケンスジェネレータ(接続済みのみ)
    • ソース
    • ソース修飾子
    • ソーター
    • ストアドプロシージャ(接続済みのみ)
    • ターゲット
    • トランザクションコントロール
    • 共有体
    • アップデートストラテジ
    • Webサービストランスフォーメーション
    • XMLトランスフォーメーション
  • 以下のVisioテンプレートのPowerCenterオブジェクトは、マップレットに含まれている場合のみ使用できます。
    • HTTPトランスフォーメーション
    • Javaトランスフォーメーション
    • SQLトランスフォーメーション
    • 非構造化データトランスフォーメーション
  • Cloud Integration Template Designer
    でマップレットオブジェクトを作成しないでください。PowerCenterタスクの一部としてマップレットを作成し、PowerCenterマッピングXMLをVisioテンプレートとして使用するためにエクスポートできる場合、Visioテンプレートでマップレットオブジェクトを使用できます。
  • Visioテンプレートのマップレットの名前は変更しないでください。マップレット名はPowerCenterからエクスポートしたままにします。
  • Visioテンプレートで同じマップレットを複数回使用しないでください。
  • マップレットで1つの接続タイプのみを使用します。
  • VisioテンプレートでPowerCenterマッピングパラメータおよび変数を使用しないでください。PowerCenterマッピングパラメータおよび変数はサポートされません。
  • マップレットでPowerCenter $Source変数または$Target変数を使用しないでください。
  • 2つのソースを1つのソース修飾子と結合する場合、ソース修飾子でユーザー定義の結合を設定します。クエリオーバーライドはサポートされません。

データ統合
ワークフローXMLテンプレートに関するヒント

データ統合
ワークフローXMLファイルから作成されるVisioテンプレートに関しては、以下のヒントに従ってください。
  • Visioテンプレートのソース、ターゲット、ルックアップおよびリンクルールの名前を変更して、意味のある名前を付けます。ソース、ターゲット、ルックアップは、アップロードしたVisioテンプレートで自動的にテンプレートパラメータになります。