目次

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  1. はじめに
  2. マッピング
  3. マッピングチュートリアル
  4. パラメータ
  5. CLAIREの推奨事項
  6. データカタログ検出
  7. Visioテンプレート

マッピング

マッピング

実行時の詳細モード

実行時の詳細モード

データ統合は、インテリジェントな最適化エンジンを使用してランタイムプランを選択し、詳細モードのマッピングで各トランスフォーメーションを実行します。ランタイムプランは、Secure Agentサービスであるトランスフォーメーションを、
詳細クラスタ
とデータ統合サーバーのどちらで実行するかを決定します。
詳細モードでのマッピングは、Secure Agentグループやサーバーレスランタイム環境など、組織で利用可能な任意のランタイム環境で実行できます。
データ統合は、ランタイム環境を選択した後、次のいずれかのランタイムプランを選択して、マッピング内の各トランスフォーメーションを実行します。
  • 詳細クラスタ
    でデータを処理する。データ統合は、分散処理とインテリジェントなスケーリングアーキテクチャを使用できる
    詳細クラスタ
    にマッピングをプッシュします。
  • データ統合サーバーでデータを処理する。データ統合サーバーは、マッピング内のデータをネイティブに処理します。

ランタイムの例

例えば、データ統合開発者として、Teradataからのデータを、AWS上のクラウドデータレイクに統合するとします。TeradataとAmazon S3からのデータを結合するマッピングを詳細モードで作成します。これにより、元のAmazon S3にデータを保存する前に、データの階層構造が変換されます。マッピングを実行する際、データ統合はランタイムプランを選択し、マッピングの各トランスフォーメーションを処理してパフォーマンスを最適化します。
次の図は、データ統合サーバーがTeradataソースからデータをロードし、
詳細クラスタ
が残りのトランスフォーメーションを処理する様子を示しています。
データ統合サーバーは、Teradataから読み取るソーストランスフォーメーションを処理します。詳細クラスタは、Teradataソースからデータを集約するアグリゲータートランスフォーメーション、Amazon S3 V2から読み取るソーストランスフォーメーション、ジョイナトランスフォーメーション、階層プロセッサトランスフォーメーション、およびAmazon S3 V2に書き込むターゲットトランスフォーメーションを処理します。