目次

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  1. はじめに
  2. マッピング
  3. マッピングチュートリアル
  4. パラメータ
  5. CLAIREの推奨事項
  6. データカタログ検出
  7. Visioテンプレート

マッピング

マッピング

フィールドリネージュ

フィールドリネージュ

マッピングの個々のフィールドのリネージュを表示できます。フィールドのリネージュは、データパイプラインの各トランスフォーメーション内でそのフィールドがどのように作成、名前変更、マッピング、または変更されたかを示します。
フィールドのリネージュを表示して、誤ったターゲットデータを使用したマッピングのトラブルシューティングに役立てることができます。例えば、ターゲットでフィールドが欠落している場合、ソースから各フィールドのリネージュをたどって、フィールドが除外された箇所を見つけることができます。
フィールドのリネージュを表示すると、
データ統合
ではマッピングキャンバス上でフィールドのパスが強調表示されます。トランスフォーメーションに応じて、選択したトランスフォーメーションの
[受信フィールド]
タブと
[出力フィールド]
タブのフィールドも強調表示されます。強調表示されたデータフローでフィールドがどのように移動するかを確認するには、強調表示された別のトランスフォーメーションを選択します。
次の図に、ターゲットトランスフォーメーションの受信フィールドOrderAmountのリネージュを示します。
データ統合
には完全なフィールドリネージュが表示されます。フィールドのリネージュは、そのソースで始まり、そのターゲットで終わります。ミッドストリームでフィールドを追加すると、追加したトランスフォーメーションがソースになります。例えば、式フィールドのリネージュは、フィールドが追加された式トランスフォーメーションから始まります。フィールドのリネージュは、フィールドを出力しないトランスフォーメーションで終了します。例えば、受信フィールドがノーマライザトランスフォーメーションで正規化されたフィールドにマッピングされていない場合、フィールドリネージュはノーマライザトランスフォーメーションで停止します。
フィールドのリネージュは、リネージュを表示するトランスフォーメーションに依存する場合があります。例えば、ルックアップトランスフォーメーションのルックアップ条件で使用される受信フィールドのリネージュを表示すると、ダウンストリームのリネージュにはルックアップによって返されたすべてのフィールドが含まれます。ダウンストリームのトランスフォーメーションから同じフィールドのリネージュを表示した場合、アップストリームのリネージュにはルックアップによって返されたフィールドは含まれません。
次のトランスフォーメーションを除く、パイプライン内の任意のトランスフォーメーションを通過するか、任意のトランスフォーメーションによって変更されるフィールドのリネージュを表示できます。
  • 階層ビルダ
  • 階層パーサー
  • 階層プロセッサ
  • Java
  • 機械学習
  • SAPまたはPowerCenterマップレットを参照するマップレットトランスフォーメーション
  • Python
  • SQLクエリを処理するSQLトランスフォーメーション
  • 接続されていないトランスフォーメーション
マッピングに階層データが含まれている場合は、データフロー内のプリミティブフィールドのフィールドリネージュを表示できます。階層式から出力されるプリミティブフィールドのリネージュを表示することもできます。アップストリームのリネージュには階層フィールドが含まれますが、ネストされた要素は含まれません。