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  1. はじめに
  2. タスクフローとリニアタスクフロー
  3. タスクフロー
  4. リニアタスクフロー

タスクフロー

タスクフロー

開始プロパティ

開始プロパティ

[開始]タブを使用して、タスクフローのバインディングタイプおよびアクセスの詳細を定義します。

タスクフローバインディング

[バインディング]
プロパティではタスクフローの呼び出しおよび実行方法を定義します。次の値から選択する事ができます。
REST/SOAP
[REST/SOAP]
バインディングタイプを選択すると、RESTまたはSOAPエンドポイントを使用してタスクフローを実行できます。
[許可されたグループ]
および
[許可されたユーザー]
フィールドを使用して、パブリッシュされたタスクフローをAPIとして実行できるグループおよびユーザーを定義できます。
次の図は、
[REST/SOAP]
に設定されたバインディング、
[許可されたグループ]
フィールド、
[許可されたユーザー]
フィールド、および
[パラメータセット]
フィールドを示しています。
この図は、[REST/SOAP]に設定されたバインディング、[許可されたグループ]フィールド、[許可されたユーザー]フィールド、および[パラメータセット]フィールドを示しています。
イベント
[イベント]
バインディングタイプを選択すると、指定したイベントが発生したときにタスクフローが呼び出されます。例えば、ファイルシステムのファイルの到着などのイベントの際にタスクフローを呼び出す事ができます。
[イベントソース名]
フィールドは、イベント用に作成したファイルリスナを選択できる場合に使用できます。
ファイルリスナの詳細については、『
コンポーネント
』を参照してください。
次の図は、
[イベント]
に設定されたバインディング、
[イベントソース名]
フィールド、および
[パラメータセット]
フィールドを示しています。
この図は、[イベント]に設定されたバインディング、[イベントソース名]フィールド、および[パラメータセット]フィールドを示しています。
タスクフローをパブリッシュした後は、バインディングの詳細を編集する事は出来ません。バインディングの詳細を編集するには、タスクフローをパブリッシュ解除する必要があります。

タスクフローのアクセス

タスクフローが
[REST/SOAP]
バインディングタイプを使用する場合、
[許可されたグループ]
および
[許可されたユーザー]
フィールドに、パブリッシュされたタスクフローをAPIとして実行できるグループおよびユーザーを定義できます。これらのうち、いずれかのカテゴリに当てはまるユーザーは、実行時にタスクフローサービスURLにアクセスできます。
[許可されたグループ]
フィールドと
[許可されたユーザー]
フィールドをどちらも設定しない場合、データ統合はタスクフローサービスURLを生成しません。タスクフローを実行し、スケジュール設定できます。しかし、タスクフローをAPIとして実行する事は出来ません。
[許可されたグループ]
および
[許可されたユーザー]
フィールドでは、APIとして実行中のタスクフローのアクセスの詳細を定義します。タスクフローデザイナからのタスクフローの実行またはファイルリスナ経由のタスクフローの呼び出しの権限を設定するには、Administratorでロールを作成し、必要な権限を割り当てる必要があります。
以下のプロパティを設定します。
許可されたグループ
実行時にタスクフローサービスURLにアクセスできるグループを定義します。
ユーザーグループにタスクフローサービスURLへのアクセス権を付与する場合は、
[許可されたグループ:]
オプションを使用します。例えば、「Order Approvers」というグループがある場合を考えます。
[許可されたグループ:]
フィールドに「
Order Approvers
」と入力すると、このグループ内のすべてのユーザーがタスクフローサービスURLへのアクセス権を持ちます。
次の図は、
[許可されたグループ:]
フィールドにOrder Approversグループが追加されているところを示します。
この図は、Order Approversグループが表示された[許可されたグループ:]フィールドを示します。[許可されたグループ:]フィールドは空です。
[許可されたグループ:]
フィールドには、複数のグループを指定できます。
タスクフローが
[許可されたグループ]
または
[許可されたユーザー]
フィールドを使用している場合、次のいずれかの方法を使用して、PostmanなどのRESTクライアントを通じてタスクフローを呼び出すことができます。
  • 基本認証を使用し、ユーザー名とパスワードを入力します。
  • HTTPヘッダーのセッションIDを使用して、ユーザー名とパスワードを指定せずにタスクフローを呼び出します。
例えば、Postmanを使用してタスクフローサービスURLを呼び出すには、次のいずれかの方法でGET要求を認証します。
  • 基本認証を使用し、Informatica Intelligent Cloud Servicesのユーザー名およびパスワードを指定します。
    例:
    GET <Informatica Intelligent Cloud Services URL>/active-bpel/rt/<API unique name> Accept: application/json Authorization: Basic Auth username: <Informatica Intelligent Cloud Services user name> password: <Informatica Intelligent Cloud Services password>
  • HTTPヘッダーのIDS-SESSION-IDを使用します。
    例:
    GET <Informatica Intelligent Cloud Services URL>/active-bpel/rt/<API unique name> Accept: application/json IDS-SESSION-ID: <sessionId>
    SESSION-IDを取得するには、Platform REST APIバージョン3ログインリソースを使用します。ログインリソースの詳細は、『
    REST APIリファレンス
    』を参照してください。
許可されたユーザー
実行時にタスクフローサービスURLにアクセスできるユーザーを定義します。
特定のユーザーにタスクフローサービスURLへのアクセス権を付与する場合は、
[許可されたユーザー:]
フィールドを使用します。次の図では、
[許可されたユーザー:]
フィールドにユーザー
jsmith
が表示され、
[許可されたグループ:]
Order Approvers
が表示されています。
この図は、「Order Approvers」が表示された[許可されたグループ:]フィールドと、「jsmith」が表示された[許可されたユーザー:]フィールドを示しています。
Order Approversグループのユーザーと、ユーザーjsmithは、タスクフローサービスURLへのアクセス権を持ちます。
[許可されたユーザー:]
フィールドには、複数のユーザーを指定できます。
タスクフローが
[許可されたグループ]
または
[許可されたユーザー]
フィールドを使用している場合、次のいずれかの方法を使用して、PostmanなどのRESTクライアントを通じてタスクフローを呼び出すことができます。
  • 基本認証を使用し、ユーザー名とパスワードを入力します。
  • HTTPヘッダーのセッションIDを使用して、ユーザー名とパスワードを指定せずにタスクフローを呼び出します。
例えば、Postmanを使用してタスクフローサービスURLを呼び出すには、次のいずれかの方法でGET要求を認証します。
  • 基本認証を使用し、Informatica Intelligent Cloud Servicesのユーザー名およびパスワードを指定します。
    例:
    GET <Informatica Intelligent Cloud Services URL>/active-bpel/rt/<API unique name> Accept: application/json Authorization: Basic Auth username: <Informatica Intelligent Cloud Services user name> password: <Informatica Intelligent Cloud Services password>
  • HTTPヘッダーのIDS-SESSION-IDを使用します。
    例:
    GET <Informatica Intelligent Cloud Services URL>/active-bpel/rt/<API unique name> Accept: application/json IDS-SESSION-ID: <sessionId>
    SESSION-IDを取得するには、Platform REST APIバージョン3ログインリソースを使用します。ログインリソースの詳細は、『
    REST APIリファレンス
    』を参照してください。
パラメータセット
タスクフローの入力パラメータの値を指定するパラメータセットを定義します。
パラメータセットにはタスクフローレベルのセクションとパラメータが含まれており、これは、ParamSetCliユーティリティを使用して、Informaticaが管理するクラウドホステッドリポジトリにアップロードされます。
パラメータセットの詳細については、Parameter setを参照してください。