目次

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  1. はじめに
  2. トランスフォーメーション言語
  3. 定数
  4. 演算子
  5. 変数
  6. 日付
  7. 関数

トランスフォーメーション言語リファレンス

トランスフォーメーション言語リファレンス

SQL_LIKE

SQL_LIKE

値が正規表現のパターンに一致するかどうかを返します。これにより、ID、電話番号、郵便番号、州の名前などのデータパターンを確認できます。

構文

SQL_LIKE(subject, pattern, escape character)
以下の表に、このコマンドの引数を示します。
引数
必須/オプション
説明
subject
必須
Stringデータ型。正規表現と照合する値を渡します。この値は一重引用符で囲みます。
pattern
必須
Stringデータ型。照合に使用する正規表現。パターンは一重引用符で囲みます。
エスケープ文字
オプション
Stringデータ型。SQL_LIKE関数では、パーセント記号(%)とアンダースコア(_)をエスケープ文字として使用できます。エスケープ文字は一重引用符で囲みます。

戻り値

データがパターンに一致する場合はTRUE。
データがパターンに一致しない場合はFALSE。
入力値またはパターンがNULLの場合はNULLです。

式でSQL_LIKEを使用すると、パターンに一致する名前を検索できます。例えば、次の式は、エスケープ文字'#'を使用して、名前をパターン"A_#%"と照合しています。
SQL_LIKE(ENAME, 'A_#%', '#')
ENAME
SMITH
FALSE
AX%
TRUE
MILLER
FALSE
A%
FALSE
JONES
FALSE
BLAKE
FALSE
A%l
FALSE