目次

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  1. はじめに
  2. パート 1: バージョン10.5.1
  3. パート 2: バージョン10.5 - 10.5.0.1
  4. パート 3: バージョン10.4.1~10.4.1.3
  5. パート 4: バージョン10.4 - 10.4.0.2
  6. パート 5: バージョン10.2.2 - 10.2.2 HotFix 1
  7. パート 6: バージョン10.2.1
  8. パート 7: バージョン10.2 - 10.2 HotFix 2

新機能と変更点(10.5.1)

新機能と変更点(10.5.1)

CI/CD

CI/CD

バージョン10.5のCI/CDの新機能を確認するには、このセクションを参照してください。
DIS compareObjectコマンド
バージョン10.5では、データ統合サービスとモデルリポジトリサービスの間でオブジェクトを比較できます。ドメイン内または複数のドメイン間でオブジェクトを比較できます。
以下の表に、infacmd dis compareMappingのオプションおよび引数を示します。
オプション
引数
説明
-DomainName
-dn
domain_name
必須。Informaticaドメインの名前。ドメイン名は、-dnオプションまたは環境変数INFA_DEFAULT_DOMAINを使用して設定できます。両方の方法でドメイン名を設定した場合、-dnオプションが優先されます。
-ServiceName
-sn
DIS_service_name
必須。データ統合サービスの名前。
-UserName
-un
DIS_user_name
ドメインでネイティブ認証またはLDAP認証が使用されている場合は必須。ドメインに接続するユーザー名。ユーザー名は、-unオプションまたは環境変数INFA_DEFAULT_DOMAIN_USERを使用して設定できます。両方の方法でユーザー名を設定した場合、-unオプションが優先されます。
-Password
-pd
DIS_password
ユーザー名を指定する場合は必須。ユーザー名に対するパスワード。パスワードでは、大文字と小文字が区別されます。パスワードは、-pdオプションまたは環境変数INFA_DEFAULT_DOMAIN_PASSWORDを使用して設定できます。両方の方法でパスワードを設定した場合、-pdオプションを使用して設定されたパスワードが優先されます。
-SecurityDomain
-sdn
DIS_security_domain
ドメインでLDAP認証が使用されている場合は必須。ドメインでネイティブの認証が使用されている場合は任意。ドメインユーザーが属しているセキュリティドメインの名前。セキュリティドメインは、-sdnオプションまたは環境変数INFA_DEFAULT_SECURITY_DOMAINを使用して設定できます。両方の方法でセキュリティドメイン名を設定した場合、-sdnオプションが優先されます。セキュリティドメイン名では、大文字小文字が区別されます。
ドメインでネイティブの認証またはLDAP認証が使用されている場合、デフォルトはネイティブです。
-sourceDomainName
-srcdn
source_domain_name
必須。ソースオブジェクトのドメイン名。
-sourceRepositoryService
-srcrs
source_MRS_name
オプション。ソースオブジェクト用のモデルリポジトリサービスの名前。
-sourceDataIntegrationService
-srcdis
source_DIS_name
オプション。ソースオブジェクトのデータ統合サービスの名前。
-sourceRepositoryUserName
-srcrsun
source_MRS_user_name
オプション。ソースオブジェクトへのアクセスに使用するモデルリポジトリサービス用のユーザー名。ユーザー名は、-srcrsunオプションまたは環境変数INFA_SOURCE_REPOSITORY_USERを使用して設定できます。両方の方法でユーザー名を設定した場合、-srcrsunオプションが優先されます。
-sourceRepositoryPassword
-srcrspd
source_MRS_password
ユーザー名を指定する場合は必須。ユーザー名に対するパスワード。パスワードでは、大文字と小文字が区別されます。パスワードは、-srcrspdオプションまたはINFA_SOURCE_REPOSITORY_PASSWORD環境変数を使用して設定できます。両方の方法でパスワードを設定した場合、-srcrspdオプションを使用して設定されたパスワードが優先されます。
-sourceRepositorySecurityDomain
-srcrssdn
source_MRS_security_domain
ドメインでLDAP認証が使用されている場合は必須。ドメインでネイティブの認証が使用されている場合は任意。ドメインユーザーが属しているセキュリティドメインの名前。セキュリティドメインは、-srcrssdnオプションまたは環境変数INFA_DEFAULT_SOURCE_SECURITY_DOMAINを使用して設定できます。両方の方法でセキュリティドメイン名を設定した場合、-srcrssdnオプションが優先されます。セキュリティドメイン名では、大文字小文字が区別されます。
ドメインでネイティブの認証またはLDAP認証が使用されている場合、デフォルトはネイティブです。
-sourceQuery
-srcq
source_query
必須。ソースオブジェクトをクエリする文字列。
-targetDomainName
-tgtdn
target_domain_name
必須。ターゲットオブジェクトのドメイン名。
-targetRepositoryService
-tgtrs
target_MRS_name
オプション。ターゲットオブジェクト用のモデルリポジトリサービスの名前。
-targetDataIntegrationService
-tgtdis
target_DIS_name
オプション。ターゲットオブジェクトのデータ統合サービスの名前。
-targetRepositoryUserName
-tgtrsun
target_MRS_user_name
オプション。ターゲットオブジェクトへのアクセスに使用するモデルリポジトリサービス用のユーザー名。ユーザー名は、-tgtrsunオプションまたは環境変数INFA_TARGET_REPOSITORY_USERを使用して設定できます。両方の方法でユーザー名を設定した場合、-tgtrsunオプションが優先されます。
-targetRepositoryPassword
-tgtrspd
target_MRS_password
ユーザー名を指定する場合は必須。ユーザー名に対するパスワード。パスワードでは、大文字と小文字が区別されます。パスワードは、-tgtrspdオプションまたはINFA_TARGET_REPOSITORY_PASSWORD環境変数を使用して設定できます。両方の方法でパスワードを設定した場合、-tgtrspdオプションを使用して設定されたパスワードが優先されます。
-targetRepositorySecurityDomain
-tgtrssdn
target_MRS_security_domain
ドメインでLDAP認証が使用されている場合は必須。ドメインでネイティブの認証が使用されている場合は任意。ドメインユーザーが属しているセキュリティドメインの名前。セキュリティドメインは、-tgtrssdnオプションまたは環境変数INFA_DEFAULT_TARGET_SECURITY_DOMAINを使用して設定できます。両方の方法でセキュリティドメイン名を設定した場合、-tgtrssdnオプションが優先されます。セキュリティドメイン名では、大文字小文字が区別されます。
ドメインでネイティブの認証またはLDAP認証が使用されている場合、デフォルトはネイティブです。
-targetQuery
-tgtq
target_query
必須。ターゲットオブジェクトをクエリする文字列。
-TimeZone
-tz
time_zone
オプション。デフォルトでは、コマンドによってデータ統合サービスプロセスが稼働しているマシンのタイムゾーンが使用されます。有効なタイムゾーンのリストについては、java.time.ZoneIDクラスを参照して下さい。
詳細については、『
Informatica 10.5コマンドリファレンス
』を参照してください。
クエリパラメータ
バージョン10.5では、infacmdコマンドクエリでTypeパラメータとObjectパラメータを使用して、設計時オブジェクトを取得できます。これらのパラメータは、infacmd dis compareObject、queryRunTimeObjects、queryDesignTimeObjects、deployObjectsToFile、replaceAllTag、tag、およびuntagコマンドで使用できます。詳細については、
『Informatica 10.5コマンドリファレンス』
を参照してください。