目次

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  1. はじめに
  2. パート 1: バージョン10.5.1
  3. パート 2: バージョン10.5 - 10.5.0.1
  4. パート 3: バージョン10.4.1~10.4.1.3
  5. パート 4: バージョン10.4 - 10.4.0.2
  6. パート 5: バージョン10.2.2 - 10.2.2 HotFix 1
  7. パート 6: バージョン10.2.1
  8. パート 7: バージョン10.2 - 10.2 HotFix 2

新機能と変更点(10.5.1)

新機能と変更点(10.5.1)

バージョン10.4.0へのアップグレード

バージョン10.4.0へのアップグレード

インストーラの変更

バージョン10.4.0では、Informaticaインストーラに以下の変更点があります。
  • 10.4.0インストーラを実行して、Data Engineering、Data Catalog、および従来の製品をインストールできます。従来の製品はData EngineeringおよびData Catalog製品と同じドメインにインストールできますが、従来の製品は別のドメインにインストールすることをお勧めします。
  • 10.4.0インストーラを実行して、Data Engineering、Data Catalog、および従来の製品をアップグレードできます。
  • ドメインを作成する際、PowerCenterリポジトリサービスとPowerCenter統合サービスを作成することを選択できます。
バージョン10.4.0では、Informaticaのアップグレードに以下の変更点があります。
  • 検索サービスで新しいインデックスフォルダが作成され、検索オブジェクトが再インデックス処理されます。アップグレード後に再インデックス処理を実行する必要はありません。

高精度または低精度でのマッピングの実行

バージョン10.2.2では、Sparkエンジンを使用するマッピングはあらかじめ高精度モードで実行されるようになっています。
高精度設定は、Developer toolのマッピングランタイム設定の詳細設定で無効にすることができます。
  1. Developer toolで、
    [ウィンドウ]
    [設定]
    を選択します。
  2. [Informatica]
    [実行設定]
    [マッピング]
    を選択します。
  3. [詳細]
    タブを選択します。
  4. [高精度]
    を選択解除します。
前のリリースで開発されたSparkエンジン上でマッピングを実行し、低精度で実行する必要がある場合は、この設定を解除することを検討してください。スケールが指定されていないマッピングなどの場合には、デフォルトの高精度設定ではマッピングに失敗するため、低精度での実行が必要になります。
バージョン10.4.0では、次の追加の変更点によって、Sparkエンジンで実行されるマッピングが影響を受けます。
  • 小数点数型から文字列型に変換された後、小数点以下が整数に付加されなくなりました。例えば、小数点数形式の整数1の値は文字列形式で「1」のままとなります。
  • 小数点数型から文字列型への変換では、小数点の後の後置ゼロは切り捨てられます。例えば、小数点数形式の1.000の値は文字列形式では「1」になります。
  • 低精度モードでマッピングを実行すると、16以上の精度設定がされている小数点数型から文字列型への変換は、指数表現となります。