詳細な実行統計は、デプロイされた一括取り込みの仕様の各取り込みマッピングジョブのJobID、各マッピングジョブが取り込むソーステーブルの名前、実行開始時刻、終了時刻、マッピングジョブを実行するランタイムエンジン、およびジョブのステータスを報告します。JobIDは、ソーステーブルを取り込む取り込みマッピングジョブのIDです。表示されるステータスは、Completed、Failed、Canceled、Running、Aborted、Queued、またはUnknownです。

infacmd mi getSpecRunStatsコマンドでは、以下の構文を使用します。

getSpecRunStats

<-DomainName|-dn> domain_name

<-UserName|-un> user_name

<-Password|-pd> password

[<-SecurityDomain|-sdn> security_domain]

<-ServiceName|-sn> service_name

<-runID|-rid> run_id

以下の表に、infacmd mi getSpecRunStatsのオプションおよび引数を示します。

オプション	引数	説明
-DomainName -dn	domain_name	必須。Informaticaドメインの名前。ドメイン名は、-dnオプションまたは環境変数INFA_DEFAULT_DOMAINを使用して設定できます。両方の方法でドメイン名を設定した場合、-dnオプションが優先されます。
-UserName -un	user_name	必須。ドメインに接続するユーザー名。ユーザー名は、-unオプションまたは環境変数INFA_DEFAULT_DOMAIN_USERを使用して設定できます。両方の方法でユーザー名を設定した場合、-unオプションが優先されます。
-Password -pd	password	必須。ユーザー名に対するパスワード。パスワードでは、大文字と小文字が区別されます。パスワードは、-pdオプションまたは環境変数INFA_DEFAULT_DOMAIN_PASSWORDを使用して設定できます。両方の方法でパスワードを設定した場合、-pdオプションを使用して設定されたパスワードが優先されます。
-SecurityDomain -sdn	security_domain	オプション。ドメインユーザーが属しているセキュリティドメインの名前。セキュリティドメインは、-sdnオプションまたは環境変数INFA_DEFAULT_SECURITY_DOMAINを使用して設定できます。両方の方法でセキュリティドメイン名を設定した場合、-sdnオプションが優先されます。セキュリティドメイン名では、大文字小文字が区別されます。 デフォルトはNativeです。
-ServiceName -sn	service_name	必須。一括取り込みの仕様を管理する一括取り込みサービスの名前。
-runID -rid	run_id	必須。一括取り込みの仕様の実行インスタンスの実行識別子番号（RunID）。 実行インスタンスのRunIDを見つけるには、infacmd mi listSpecRunsを使用して仕様の実行インスタンスを一覧表示します。