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要求本文

始める前に、［一致するレコードの読み取り］APIを使用し、どの一致するレコードを元のルートレコードとマージできるかを判断できます。［マージのプレビュー］APIのレコードのリストを要求本文で送信します。

ルートレコードでフィールドの値をオーバーライドできます。例えば、マージされたルートレコードに名（ファーストネーム）の正しいスペルが含まれていない場合、要求本文で名を指定できます。マージ候補を削除するか、別のマージ候補を指定することで、子レコードを統合する方法をオーバーライドすることもできます。

要求本文で、次のプロパティを使用します。

プロパティ/要素	タイプ	説明
keys	配列	必須。マージに追加する、同類のルートレコードの順序付きリスト。レコードは行IDによって、またはソースシステムとソースキーの組み合わせによって識別できます。
overrides	オブジェクト	ルートレコードおよび一致対象子レコードで、フィールドの値をオーバーライドします。
MERGE	オブジェクト	子レコードをマージする方法をオーバーライドします。 overrides オブジェクト内で子レコードのタイプを追加してから、 MERGE オブジェクトを追加します。

次のJSONコードサンプルは、ターゲットルートレコードとマージするルートレコードを識別します。

{
  keys: [
    {
       rowid: "P2"
    }
  ]
}

次のコードは、Partyルートレコードのフィールドをオーバーライドする方法、およびTelephone子レコードのマージ候補をオーバーライドする方法を示します。

{
  keys: [
    {
      rowid: "P2"
    }
  ]
  overrides: {
    Party: {
      rowidObject: "P1",
      firstName: "Serge",   //override the value for the first name
      Telephone: {   // override which Telephone child records to merge
        item:[
          {
            rowidObject: "T1",
            MERGE: {
              item: [   // to remove the original merge candidates, specify null
                null,
                null
              ],
              $original: {
                item: [
                  {key:{rowid: "T2"}},
                  {key:{rowid: "T3"}}
                ]
              }
            }
          },
          {
            rowidObject: "T4",
            MERGE: {
              item: [   // to add or change merge candidates, specify matched records
                {key:{rowid: "T2"}}
              ],
            $original: {
              item: [
                null
              ]
            }
          }
        ]
      }
    }
  }
}

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