目次

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  1. はじめに
  2. パート 1: 概要
  3. パート 2: PowerExchange Client for PowerCenter(PWXPC)
  4. パート 3: PowerExchange ODBC
  5. 付録 A: PowerCenter用のPowerExchangeインタフェースのヒント
  6. 付録 B: データ型とコードページ
  7. 付録 C: PowerCenter用のPowerExchangeインタフェースのトラブルシューティング

PowerCenter用のPowerExchangeインタフェース

PowerCenter用のPowerExchangeインタフェース

リスタートおよびリカバリの概要

リスタートおよびリカバリの概要

PWXPCではリスタートおよびリカバリ処理がサポートされています。 この処理を使用するようにCDCセッションを設定する方法について説明します。
CDCセッションの各ソースには、リスタートトークンと呼ばれる一意のリスタート情報が含まれます。 PWXPCによってCDCリスタート情報が管理されます。 PowerCenter Integration ServiceによってCDCセッションのターゲットファイルおよびテーブルのリカバリが行われます。
変更ストリームから変更データを抽出する際に、PWXPCはCDCソースのリスタート情報をPowerExchangeに提供します。 PowerExchangeはソースプラットフォームで変更ストリームを読み取り、完全な作業単位(UOW)をPWXPCに提供します。 UOWとは、1つのコミット範囲内の変更を集めたもので、ソースシステムのトランザクションで作成されます。 CDCセッション接続で指定されたコミット間隔情報に基づいて、PWXPCは完全なUOWをPowerCenter Integration Serviceに定期的にフラッシュします。
PowerCenter Integration Serviceによってターゲットテーブルおよびファイルが更新されると、ターゲットリカバリおよびリスタート情報が格納されます。 PowerCenter Integration ServiceとPWXPCは、この情報を使用して、停止したセッションまたは失敗したセッションを中断した時点からリカバリおよびリスタートします。