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目次

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  1. はじめに
  2. ルール仕様の概要
  3. ルール仕様の設定
  4. ルールセットの設定
  5. ルール文の設定
  6. 詳細モードでのルール仕様の設定
  7. ビジネスルールおよびルール文
  8. 検証とテスト

ルール仕様アセット

ルール仕様アセット

アクション

アクション

アクションはルール文からの出力を指定します。ルール文内の条件によって入力値が検証される場合、アクションは出力値を生成します。
アクションを設定して以下のいずれかの方法で出力を生成します。
入力した値を返す
指定したデータ値を返すアクションを設定します。
例えば、入力データがディクショナリ値と一致したときにVALIDという語を返すアクションを設定できます。
入力カラムから値を返す
入力からデータ値を返すアクションをルール仕様で設定します。アクションは、選択された入力の対応する行のデータ値を読み取ります。
例えば、ビジネスでは、バーコードの代わりにQuick Response (QR)コードを使用するためにすべての製品レコードを必要とするルールを定義することがあります。バーコードの値の入力カラムを対応するQRコードの値のカラムで置き換えるアクションを設定します。
ディクショナリから値を返す
ディクショナリからデータ値を返すアクションを設定します。アクションは、入力データを指定したディクショナリの値と比較します。アクションが入力データをディクショナリで見つけると、入力データに対応するディクショナリの値を返します。
例えば、名前のデータを、名前の性別を特定するディクショナリと比較するアクションを設定できます。このアクションでは、「ジョン」という語句を入力データから読み取り、「男性」という語句をディクショナリから返すことができます。
入力データ値がディクショナリの値と一致する場合に、入力する値を返す
ディクショナリからデータ値を返すアクションを設定します。アクションは、入力データを指定したディクショナリの値と比較します。アクションによってディクショナリで入力データが見つかると、入力した文字列が返されます。アクションによってディクショナリで入力データが見つからない場合は、入力値が返されます。
例えば、組織の有効な従業員コードを含むディクショナリと従業員コードデータを比較するように、アクションを設定するとします。従業員コードがディクショナリの値と一致するときに、「有効」という語句を返す関数を定義します。この関数によって従業員コードがディクショナリで見つからない場合は、アクションによって従業員コードが入力カラムから返されます。
現在の日付と時刻を返す
現在の日付と時刻を返すアクションを設定します。ルール文は日付と時刻の値をDate/Timeデータ型で返します。
入力データからデータ値を削除する
指定したデータ値を削除するアクションを設定します。
例えば、入力データにビジネスでは使用しなくなった製品名が含まれている場合です。入力データの製品名を除いたバージョンを返すようにアクションを設定します。
データからディクショナリ値を削除する
入力からディクショナリ値を削除するアクションを設定します。
アクションは、入力データを指定したディクショナリの値と比較します。アクションにより、入力データ値がディクショナリで見つかると、データ値がないバージョンの入力が返されます。
例えば、入力文字列を敬称用語のディクショナリと比較するアクションを設定できます。アクションは、「MR JOHN SMITH」という入力文字列を読み取ると「JOHN SMITH」という文字列を出力として返します。
入力データから文字スペースを削除する
入力データから文字スペースを削除するアクションを設定します。入力データに余分な文字スペースが含まれていた場合、文字スペースを削除します。
例えば、次の電話番号から文字スペースを削除するアクションを設定できます。
212 555 1234
出力値を判断する関数式を使用する
入力データに関数式を適用するアクションを設定します。
例えば、入力データの文字列の長さを返すアクションを設定できます。
出力値を判断するカスタム式を使用する
定義した式を入力データに適用するアクションを設定します。
例えば、2つの入力データ値を連結するようにアクションを設定できます。
複数の入力から値をマージする
複数の入力からデータをマージするアクションを設定します。
例えば、姓データのカラムと名データのカラムをマージするアクションを設定できます。アクションは、姓と名を含む単一のフィールドを返します。
入力データの大文字小文字を変更する
選択した入力の大文字小文字を変換するアクションを設定します。
例えば、ルール文は文の大文字小文字が区別されたデータ値を格納するデータセットを読み取れます。大文字でデータを返すアクションを設定します。
ルール仕様から出力を返す
指定した1つ以上の入力に対してルール指定を実行するアクションを設定します。ルール仕様で少なくとも1つの入力を選択するか、ルール仕様入力として値を入力します。現在のルール仕様で使用可能な任意の入力を入力として選択できます。また、アクションが読み取るフィールドをルール仕様の出力として選択します。
マップレットからの出力を返す
選択した1つ以上の入力でマップレットを実行するアクションを設定します。マップレットで少なくとも1つの入力を選択するか、マップレット入力として値を入力します。現在のルール仕様で使用可能な任意の入力を入力として選択できます。また、アクションがマップレット出力として読み取るフィールドを選択します。
最大4つのネストされたマップレットとルール仕様アセットを交互に使用して、条件またはアクションを設定できます。詳細については、条件およびアクションにおけるマップレットのルールとガイドラインを参照してください。
ルール仕様は、受動的トランスフォーメーションを含んだマップレットを読み取ることができます。
ステータス値の生成
入力データがルール文の条件を満たす場合に定義済みのステータス値を生成するアクションを設定します。
ステータス値
[有効]
[無効]
を返すようにアクションを設定できます。ステータス値として
[無効]
を選択した場合、レコードにステータスを説明するデータを追加して、値が表す問題の優先度を特定できるようにすることができます。