目次

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  1. はじめに
  2. Snowflake Data Cloud Connectorの概要
  3. Snowflake Data Cloudへの接続
  4. Snowflake Data Cloudのマッピング
  5. Snowflake Data Cloudのソース
  6. Snowflake Data Cloudのターゲット
  7. Snowflake Data Cloudのルックアップ
  8. プッシュダウンの最適化
  9. Snowflake Data Cloud接続を使用したプッシュダウンの最適化(SQL ELT)
  10. マッピングの移行
  11. 付録 A: データ型リファレンス
  12. 付録 B: 追加のランタイム設定
  13. 付録 C: Snowflake Data Cloud Connectorへのアップグレード

Snowflake Data Cloud Connector

Snowflake Data Cloud Connector

半構造化データ型とトランスフォーメーションデータ型

半構造化データ型とトランスフォーメーションデータ型

Snowflakeは、Variantデータ型を使用して、半構造化データを格納および表現します。Variantデータ型には、オブジェクトや配列など、圧縮されていない最大サイズ16 MBまでの他の型の値を格納できます。
Snowflakeソースの配列、オブジェクト、およびバリアントは、Cloudデータ統合のStringデータ型にマッピングされます。ターゲットへの書き込み中に、これらの文字列は、SnowflakeターゲットへのArray、Object、またはVariant列として書き込むことができます。Snowflakeに書き込む文字列は、読み取り操作の後に表示されるものと同じように、シリアル化形式である必要があります。
[実行時に新規作成]オプションを使用してVariantデータ型をソースからSnowflakeターゲットに書き込む場合、データ統合はVariantをVarcharとしてターゲットに書き込みます。ターゲットに書き込む前に、フィールドマッピングを編集して、VarcharをVariantにマッピングできます。完全にパラメータ化されたマッピングでは、ターゲットメタデータをデフォルトのVarcharデータ型からVariantに編集することはできません。
次の表に、Snowflakeから読み取ることができる半構造化データ型と、Cloudデータ統合でこれらがマッピングされる、対応するトランスフォーメーションデータ型を示します。
Snowflakeデータ型
トランスフォーメーションデータ型
説明と範囲
Array
String
16,777,216
Object
String
16,777,216
Variant
String
16,777,216
半構造化データ型の読み取りまたは書き込みのデフォルトサイズは65536バイトに設定されています。サイズの上限を増やすには、次のパラメータを追加し、Snowflake Data Cloud接続プロパティの[
追加のJDBC URLパラメータ
]フィールドに必要な値を設定します:
semiStructuredDTPrecision=<size>