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  1. はじめに
  2. Snowflake Data Cloud Connectorの概要
  3. Snowflake Data Cloudへの接続
  4. Snowflake Data Cloudのマッピング
  5. Snowflake Data Cloudのソース
  6. Snowflake Data Cloudのターゲット
  7. Snowflake Data Cloudのルックアップ
  8. プッシュダウンの最適化
  9. Snowflake Data Cloud接続を使用したプッシュダウンの最適化(SQL ELT)
  10. マッピングの移行
  11. 付録 A: データ型リファレンス
  12. 付録 B: 追加のランタイム設定
  13. 付録 C: Snowflake Data Cloud Connectorへのアップグレード

Snowflake Data Cloud Connector

Snowflake Data Cloud Connector

SQLトランスフォーメーション

SQLトランスフォーメーション

SnowflakeでSQLクエリとストアドプロシージャを処理するため、Snowflake Data CloudマッピングでSQLトランスフォーメーションを設定できます。
SQLトランスフォーメーションをマッピングに追加する場合は、
[SQL]
タブで、データベース接続およびトランスフォーメーションが処理するSQLのタイプを定義します。
SQLトランスフォーメーションでパラメータ化された接続を使用することを選択できます。実行時にパラメータファイルで定義された値を上書きすることもできます。SQLトランスフォーメーションでパラメータ化された接続を使用するには、最初に、有効な接続を使用するマッピングでSQLトランスフォーメーションを作成します。次に、SQLトランスフォーメーションで接続をパラメータ化します。SQLトランスフォーメーションを使用して、SnowflakeでJavaまたはSQLユーザー定義関数(UDF)から読み取りを行うこともできます。
SQLトランスフォーメーションを使用して、次のタイプのSQL文を処理できます。
ストアドプロシージャ
Snowflakeのストアドプロシージャを呼び出すようにSQLトランスフォーメーションを設定できます。ストアドプロシージャ名では大文字と小文字が区別されます。データベースからストアドプロシージャを選択するか、SQLトランスフォーメーションで呼び出すストアドプロシージャの正確な名前を入力します。SQLトランスフォーメーションを作成するには、Snowflakeデータベースにストアドプロシージャが存在している必要があります。
詳細SQLプロパティでSnowflakeデータベース、スキーマ、およびプロシージャ名を指定した場合、エージェントでは最初にストアドプロシージャで指定したプロパティが考慮され、次に詳細ソースプロパティ、次に接続内の追加のJDBC URLパラメータ、最後にソースオブジェクトのメタデータが考慮されます。
マッピングが開いている状態で新しいストアドプロシージャをデータベースに追加すると、新しいストアドプロシージャは使用可能なストアドプロシージャのリストに表示されません。リストを更新するには、マッピングを閉じてから再度開きます。
SQLクエリ
SQLエディタで定義した入力済みクエリを処理するようにSQLトランスフォーメーションを設定できます。SQLトランスフォーメーションで複数のSQLクエリを使用しないでください。
SQLトランスフォーメーションはクエリを処理し、行を返します。SQLトランスフォーメーションは、基になるデータベースからエラーが発生した場合、またはユーザー構文にエラーがある場合でもエラーを返します。
SQLクエリとストアドプロシージャの詳細については、
データ統合
のドキュメントにある「
トランスフォーメーション
」を参照してください。

ルールおよびガイドライン

次のような制限付きで、SQLトランスフォーメーションを使用できます。
  • 保存されたクエリタイプをSQLトランスフォーメーションで使用することはできません。
  • スキーマオーバーライドを指定して、同じ名前と引数の数を持つ複数のストアドプロシージャが生成された場合、マッピングは失敗します。
  • ストアドプロシージャにUnicode文字が含まれている場合、マッピングは失敗します。
  • ストアドプロシージャからNULLが返されると、ユーザーインターフェイスとセッションログに警告が表示されます。ただし、マッピングは引き続き行を処理します。
  • ランタイム処理では、SQLトランスフォーメーションの次のプロパティが無視されます。
    • 入出力および入力パラメータ
    • 詳細プロパティ
    • 自動コミット
    • トランスフォーメーション範囲
    • エラー時に停止
  • マッピングにSQLトランスフォーメーションが含まれている場合は、キー範囲パーティション化を使用できません。