目次

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  1. はじめに
  2. ビジネスエンティティサービスについて
  3. Enterprise Java Beanビジネスエンティティサービス呼び出し
  4. Representational State Transferビジネスエンティティサービス呼び出し
  5. Simple Object Access Protocolビジネスエンティティサービス呼び出し
  6. 相互参照レコードおよびBVT計算用のサービス
  7. 企業リンケージサービスのサポート
  8. データをクレンジング、分析、変換するための外部呼び出し
  9. REST APIを使用したレコードの追加
  10. REST APIを使用したファイルのアップロード

ビジネスエンティティサービスガイド

ビジネスエンティティサービスガイド

レコードへのファイルの添付

レコードへのファイルの添付

ファイルをレコードに添付する前に、そのファイルのメタデータを作成してから、そのファイルを一時ストレージにアップロードしてください。
  1. ファイルのメタデータを作成するには、ストレージタイプにTEMPを指定した[ファイルのメタデータの作成]REST APIを使用します。
    例えば、次の要求は
    Document_3.pdf
    ファイルのメタデータを作成します:
    POST http://localhost:8080/cmx/file/localhost-orcl-MDM_SAMPLE/TEMP Content-Type: application/json { "fileName": "Document_3.pdf", "fileType": "pdf", "fileContentType": "application/pdf" }
    常にTEMPストレージにファイルのメタデータを作成してください。
    [ファイルのメタデータの作成]REST APIはファイルのIDを返します。ファイルIDの形式は次のとおりです:
    <Storage Type>_<RowID>
    。RowIDは、ストレージにアップロードするファイルの行IDを表します。
    この例では、API呼び出しによって
    Document_3.pdf
    ファイルの次のIDが返されます:
    TEMP_SVR1.OJU3
    ファイルIDを使用して、ファイルのアップロード、添付、更新、ダウンロード、および削除を行うことができます。
  2. ファイルをアップロードするには、ストレージタイプにTEMPを指定した[ファイルコンテンツのアップロード]REST APIを使用します。
    例えば、次の要求はファイルをTEMPストレージにアップロードします。
    PUT http://localhost:8080/cmx/file/localhost-orcl-MDM_SAMPLE/TEMP/TEMP_SVR1.OJU3/content Content-Type: application/octet-stream <file object (upload using REST client)>
    ファイルをアップロードした後、TEMPストレージには事前設定された期間である60分間、ファイルが保存されます。事前設定された期間が終了する前に、ファイルをレコードに添付する必要があります。
  3. レコードを作成して、ファイルを新しいレコードに添付するには、[レコードの作成]REST APIを使用します。
    例えば、次の要求はレコードを作成し、ファイルIDが
    TEMP_SVR1.OJU3
    のファイルを添付します。
    POST http://localhost:8080/cmx/cs/localhost-orcl-MDM_SAMPLE/Person?systemName=Admin Content-Type: application/json { "frstNm":"John", "lstNm":"Smith", "addrLn1":"2100 Breverly Road", "addrTyp":{ "addrTyp":"Billing", "addrTypDesc":"Billing" }, "cntryCd":{ "cntryCd":"AX", "cntryDesc":"Aland" }, "attachments":{ "item":[ { "fileId":"TEMP_SVR1.OJU3" } ] } }
    ファイルをレコードに添付すると、プロセスによりファイルがデータベースに保存されます。ファイルのIDは
    DB_<RowID>
    に変更されます。ここで、DBはファイルがデータベースに保存されていることを示します。
  4. レコードに添付されたファイルを置き換えるには、ストレージタイプにDBを指定した[ファイルコンテンツのアップロード]REST APIを使用します。
    例えば、次の要求は、データベース内でファイルIDが
    DB_SVR1.OJU3
    の添付ファイルを置き換えます。
    PUT http://localhost:8080/cmx/file/localhost-orcl-MDM_SAMPLE/DB/DB_SVR1.OJU3/content Content-Type: application/octet-stream <file object (upload using REST client)>
    要求URLのストレージタイプはDBです。
  5. ファイルをレコードに添付した後、ファイルのメタデータを編集するには、ストレージタイプにDBを指定した[ファイルのメタデータの更新]REST APIを使用します。
    例えば、次の要求は、DBストレージ内でファイルID
    DB_SVR1.OJU3
    に関連付けられているファイルのメタデータを更新します。
    PUT http://localhost:8080/cmx/file/localhost-orcl-MDM_SAMPLE/DB/DB_SVR1.OJU3 Content-Type: application/json { "fileName": "Document_4.pdf", "fileType": "pdf", "fileContentType": "application/pdf" }
  6. レコードに添付されたファイルをダウンロードするには、ストレージタイプにDBを指定した[ファイルコンテンツの取得]REST APIを使用します。
    例えば、次の要求は、ファイルID
    DB_SVR1.OJU3
    に関連付けられているファイルをDBストレージからダウンロードします:
    GET http://localhost:8080/cmx/file/localhost-orcl-MDM_SAMPLE/DB/DB_SVR1.OJU3/content
  7. レコードに添付されたファイルを削除するには、ストレージタイプにDBを指定した[ファイルの削除]REST APIを使用します。
    例えば、次の要求は、ファイルID
    DB_SVR1.OJU3
    に関連付けられているファイルをDBストレージから削除します。
    DELETE http://localhost:8080/cmx/file/localhost-orcl-MDM_SAMPLE/DB/DB_SVR1.OJU3