例外管理タスクとは、ヒューマンタスクのインスタンスのことです。ヒューマンタスクを含むワークフローを実行すると、アナリストサービスが指定したデータ統合サービスによって、ヒューマンタスクのインスタンスが作成されます。Analystツールユーザーは、タスクインスタンスのデータを更新できます。例外管理監査データベースには、Analystツールユーザーが実行する作業のレコードが格納されます。

監査データベースを設定するには、監査テーブル用のデータベース接続とスキーマを特定します。Administratorツールで、アナリストサービスのヒューマンタスクプロパティのオプションを設定します。または、infacmd as updateServiceOptionsコマンドを実行します。

infacmd as updateServiceOptionsを実行する場合は、次のオプションを設定します。

HumanTaskDataIntegrationService.exceptionDbName
HumanTaskDataIntegrationService.exceptionSchemaName

接続名とスキーマを設定したら、監査データベースのコンテンツを作成します。データベースコンテンツを作成するには、Administratorツールでアナリストサービスの

［アクション］

メニューオプションを使用するか、infacmd as createExceptionAuditTablesコマンドを実行します。

接続とスキーマを指定しても、データベースコンテンツを作成しなければ、Analystツールユーザーはタスクインスタンスを開くことができません。

接続とスキーマを指定しない場合、アナリストサービスは、タスクインスタンスデータを格納するデータベースに各タスクインスタンスの監査テーブルを作成します。ヒューマンタスクデータが複数のデータベースに存在する場合、アナリストサービスは監査データをそれぞれのデータベースに書き込みます。