目次

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  1. はじめに
  2. パフォーマンスのチューニングの概要
  3. ターゲットの最適化
  4. ソースの最適化
  5. トランスフォーメーションの最適化
  6. マッピングの最適化
  7. パーティション化したマッピングの最適化
  8. 実行時の最適化
  9. SQLデータサービスの最適化
  10. Webサービスの最適化
  11. 接続の最適化

パフォーマンスチューニングガイド

パフォーマンスチューニングガイド

ソースのボトルネック

ソースのボトルネック

ソースのボトルネックは、Data Integration Serviceでソースデータベースから読み取りを行う際のパフォーマンスの低下です。 ソースのボトルネックの原因としては、ソースクエリの効率が低い、データベースのネットワークパケットサイズが小さいなどが考えらます。
マッピングでリレーショナルソースからの読み取りを行う場合、次の方法でソースのボトルネックを特定できます。
  • マッピングにフィルタトランスフォーメーションを追加する。 ソースの後にフィルタトランスフォーメーションを追加し、 データが返されないようにフィルタ条件をfalseに設定します。 マッピングの所要時間があまり変わらない場合、ソースにボトルネックがあると考えられます。
  • 読み取りテストマッピングを作成する。 マッピングのコピーを作成してトランスフォーメーション、結合、クエリをすべて削除し、 ソースをターゲットに接続します。 マッピングのパフォーマンスが元のマッピングのパフォーマンスとあまり変わらない場合、ソースにボトルネックがあると考えられます。
  • ソースデータベースに対して読み取りクエリを直接実行する。 マッピングログから読み取りクエリをコピーし、 ISQLなどのクエリツールを使用してソースデータベースに対してクエリを実行します。 クエリの実行時間とクエリが行を返すまでにかかる時間を測定します。