目次

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  1. はじめに
  2. パフォーマンスのチューニングの概要
  3. ターゲットの最適化
  4. ソースの最適化
  5. トランスフォーメーションの最適化
  6. マッピングの最適化
  7. パーティション化したマッピングの最適化
  8. 実行時の最適化
  9. SQLデータサービスの最適化
  10. Webサービスの最適化
  11. 接続の最適化

パフォーマンスのチューニングの概要

パフォーマンスのチューニングの概要

フラットファイルソースの最適化

フラットファイルソースの最適化

Data Integration Serviceによるソースデータの読み取りを効率よく行えるように、フラットファイルソースのフォーマットのプロパティを設定します。
フラットファイルソースに関するボトルネックを減らすには、以下の方法を検討します。
区切りフラットファイルのフォーマットのプロパティで引用符やエスケープ文字を使用しない。
エスケープ文字を指定すると、Data Integration Serviceは、文字列に含まれる通常の文字として区切り文字を読み取ります。ソースファイルに引用符やエスケープ文字が含まれていないと、マッピングのパフォーマンスをある程度向上できます。
Data Integration Serviceによって読み取られる行ごとのバイト数を設定する。
マッピングでフラットファイルソースからの読み取りを行う場合は、Data Integration Serviceによって読み取られる行ごとのバイト数を設定することにより、マッピングのパフォーマンスを向上させることができます。 フラットファイルソースのランタイムプロパティで[連続行のバッファ長]プロパティを設定します。
デフォルトでは、Data Integration Serviceは1行につき1024バイトを読み取ります。 ソースファイル内の各行のバイト数がデフォルト設定の値より少ない場合、マッピングのプロパティで連続行のバッファ長の値を低くすることができます。