目次

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  1. はじめに
  2. ランタイム環境
  3. Hosted Agent
  4. Secure Agentグループ
  5. Secure Agent
  6. Secure Agentのインストール
  7. サーバーレスランタイム環境

ランタイム環境

ランタイム環境

エージェントのブラックアウト期間の設定

エージェントのブラックアウト期間の設定

Secure Agentのブラックアウト期間を設定できます。ブラックアウト期間によって、一定期間中にデータ統合ジョブがエージェント上で実行されないようにします。エージェントのブラックアウト期間を設定し、エージェント上でデータ統合ジョブを実行出来ないようにする具体的な時間、日数、または間隔を指定します。
エージェントのブラックアウト期間によって、データ統合サーバーサービスでは当該期間中のSecure Agent上でのジョブの実行が停止します。エージェント上のその他のタイプのジョブが実行されなくなる事はありません。エージェントのブラックアウト期間は、以下のような状況の場合に設定します。
  • データ統合サーバーがエージェント上で唯一有効になっているサービスであり、一定期間中のすべてのデータ統合ジョブの実行を停止する必要がある。
  • Secure Agentで複数のサービスを実行しているが、一定期間データ統合ジョブの実行のみを停止する必要がある。
エージェントのブラックアウト期間は、組織のスケジュールブラックアウト期間とは異なります。組織のスケジュールブラックアウト期間中は、いずれのエージェント上でもジョブを実行する事は出来ません。スケジュールのブラックアウト期間の詳細については、「
組織の管理
」を参照してください。
Secure Agent上でブラックアウト期間を設定するには、ブラックアウトファイルを作成する必要があります。ブラックアウトファイルは、各ブラックアウト期間の繰り返し頻度、および開始日と終了日を指定するXMLファイルです。
例えば、以下のブラックアウトファイルには、2021年7月27日午前5時~2021年7月28日午後11時というブラックアウト期間と、金曜日の午後2時~4時に繰り返すというブラックアウト期間が含まれています。
<?xml version="1.0" encoding="UTF-8" standalone="yes"?> <BlackoutWindows> <BlackoutWindow> <RepeatFrequency>OneTime</RepeatFrequency> <Start>2021-07-27 5:00:00</Start> <End>2021-07-28 23:00:00</End> </BlackoutWindow> <BlackoutWindow> <RepeatFrequency>Friday</RepeatFrequency> <Start>14:00:00</Start> <End>16:00:00</End> </BlackoutWindow> </BlackoutWindows>
1つ以上のブラックアウト期間を設定するには、Secure Agentを実行するマシンの次のディレクトリに「blackoutWindows.dat」という名前のファイルを作成します。
<Secure Agent Installation Directory>\apps\Data_Integration_Server\conf\
Secure AgentがSecure Agentグループに含まれている場合は、ブラックアウトファイルをグループ内の各エージェントマシンの
...\conf\
ディレクトリにコピーします。
別のファイル名やディレクトリを使用する場合は、このファイル名とファイルパスを上書きしてください。
ブラックアウトファイルを作成すると、Secure Agent上のデータ統合サーバーサービスが再開され、ブラックアウト期間が有効になります。