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  1. バージョン10.0
  2. バージョン9.6.1
  3. バージョン9.6.0

リリースガイド

リリースガイド

mmcmdの変更内容

mmcmdの変更内容

ドメインセキュリティの変更

バージョン9.6.0では、mmcmdにドメインセキュリティに関する次の変更が加えられています。
環境変数
mmcmdコマンドを実行するには環境変数を設定しなければならない場合があります。ドメインでKerberos認証を使用する場合、システム上またはmmcmdバッチファイル内にKRB5_CONFIG環境変数を設定する必要があります。安全な通信をドメインで有効にしている場合は、INFA_TRUSTSTORE環境変数とINFA_TRUSTSTORE_PASSWORD環境変数をmmcmdバッチファイル内に設定する必要があります。
以前は、mmcmdの環境変数を設定する必要はありませんでした。
コマンドのオプション
ドメインで認証するすべてのmmcmdコマンドにはKerberos認証に関するオプションが含まれています。ドメインでKerberos認証を使用する場合は、オプションを指定する必要があります。
以下の表に、コマンドのオプションを示します。
オプション
説明
--domainName (-dn)
Kerberos認証を使用し、--gatewayオプションを指定しない場合に必要です。Informaticaドメインの名前。
--gateway (-hp)
Kerberos認証を使用し、--domainNameオプションを指定しない場合に必要です。ドメインのゲートウェイノードのホスト名およびポート番号。
--keyTab (-kt)
Kerberos認証を使用し、パスワードを指定しない場合に必要です。Metadata Managerユーザーのキータブファイルのパスとファイル名。
--mmServiceName (-mm)
Kerberos認証を使用する場合に必要です。Metadata Managerサービスの名前。
--namespace (-n)
ドメインでLDAP認証またはKerberos認証を使用する場合に必要です。ドメインでネイティブ認証が使用されている場合は任意です。Metadata Managerユーザーが属しているセキュリティドメインの名前。
--password (-pw)
Kerberos認証を使用しない場合に必要です。Kerberos認証を使用し、--keyTabオプションを指定しない場合にも必要です。Metadata Managerユーザーのパスワード。
-pcRepositoryNamespace
ドメインでLDAP認証またはKerberos認証を使用する場合に必要です。ドメインでネイティブ認証が使用されている場合は任意です。PowerCenterリポジトリユーザーが属しているセキュリティドメインの名前。
--securityDomain (-sdn)
ドメインでLDAP認証またはKerberos認証を使用する場合に必要です。ドメインでネイティブ認証が使用されている場合は任意です。Informaticaドメインユーザーが属するセキュリティドメインの名前。

Business Glossaryアップグレードの変更

バージョン9.6.0では、ビジネス用語集のアップグレードに関連する次のコマンドがmmcmdに含まれています。
コマンド
説明
migrateBGLinks
バージョン9.5.xからのアップグレード後、ビジネス用語集の関連カタログオブジェクトをリストアします。