目次

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  1. はじめに
  2. パフォーマンスのチューニングの概要
  3. ターゲットの最適化
  4. ソースの最適化
  5. トランスフォーメーションの最適化
  6. マッピングの最適化
  7. パーティション化したマッピングの最適化
  8. 実行時の最適化
  9. SQLデータサービスの最適化
  10. Webサービスの最適化
  11. 接続の最適化

パフォーマンスのチューニングの概要

パフォーマンスのチューニングの概要

Webサービスのログ管理

Webサービスのログ管理

Data Integration Serviceで書き込みを行う管理対象のログファイルの数が多いと、システムI/Oのパフォーマンスが低下することがあります。 Data Integration Serviceでは、設定したトレースレベルに基づいてWebサービスのランタイムログが生成されます。 Data Integration Serviceで書き込みを行う管理対象のログファイルの数に注意するようにしてください。
Webサービスのログに関するボトルネックを減らすには、以下の方法を検討します。
Webサービスのトレースレベルをオフに設定する。
デプロイ済みのWebサービスのプロパティを設定するときに、ログのトレースレベルを指定することができます。 トレースレベルによって、Data Integration Serviceでランタイムログの場所に書き込まれるログのタイプが決まります。 WebサービスのデフォルトのトレースレベルはINFOです。 トレースレベルをFINESTまたはALLに設定すると、ログファイルに書き込まれるログが多くなり、パフォーマンスが低下する可能性があります。 トレースレベルをFINESTまたはALLに設定した場合のパフォーマンスに対する影響は、WebサービスでHTTPSおよびWS-Securityを使用する場合に最も大きくなります。
不要になったログファイルをアーカイブする。
保存するログファイルの数が多すぎると、システムI/Oに影響します。 デフォルトでは、Webサービスのランタイムログは次のディレクトリに書き込まれます。
<InformaticaInstallationDir>/tomcat/bin/disLogs/ws
ログを空にするためにwsフォルダを削除する場合は、wsフォルダを作成し直す必要があります。 wsフォルダを削除して作成し直すときは、Data Integration Serviceを停止してから行ってください。