目次

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  1. はじめに
  2. ユーザー管理
  3. エコシステムのシングルサインオン
  4. SAMLのシングルサインオン
  5. ユーザー
  6. ユーザグループ
  7. ユーザーロール
  8. ユーザー設定の例
  9. ユーザープロファイルの編集

ユーザー管理

ユーザー管理

エコシステムのシングルサインオン

エコシステムのシングルサインオン

Informatica Intelligent Cloud Services
で、Microsoft Azureユーザーのシングルサインオン機能を有効にします。これにより、Microsoft Azureユーザーはログイン情報を入力し直すことなく
Informatica Intelligent Cloud Services
にサインインできます。
Microsoft Azureで組織を作成する場合、Microsoft Azureユーザー向けの一部のシングルサインオンプロパティを
[Ecosystem SSO(エコシステムのSSO)]
ページで設定できます。
Microsoft Azure用に設定するエコシステムのシングルサインオンプロパティは、サードパーティのIDプロバイダからシングルサインオンを有効にするために設定するSAMLのシングルサインオンプロパティとは異なります。組織のSAMLシングルサインオンを設定するには、SAMLのシングルサインオンを参照してください。
次の図は、
[Ecosystem SSO(エコシステムのSSO)]
ページを示しています。
[Ecosystem SSO(エコシステムのSSO)]ページには[Azure SSO Settings(AzureのSSO設定)]という1つのセクションがあり、このセクションには[Assign users default role(ユーザーにデフォルトロールを割り当て)]と[ユーザーの自動プロビジョニングの無効化]という2つのプロパティがあります。この図では、[Assign users default role(ユーザーにデフォルトロールを割り当て)]リストで管理者ロールが選択されており、[ユーザーの自動プロビジョニングの無効化]オプションが無効になっています。
Microsoft Azureユーザーに対して次のプロパティを設定できます。
Assign users default role(ユーザーにデフォルトロールを割り当て)
Microsoft Azureユーザーが組織に初めてサインインしたときに、
Informatica Intelligent Cloud Services
によってユーザーが組織に追加され、ユーザーにデフォルトロールが割り当てられます。デフォルトでは、
Informatica Intelligent Cloud Services
によってユーザーに管理者ロールが割り当てられます。
デフォルトロールは、デザイナロールなどの別のロールに変更できます。デフォルトのユーザーロールを変更するには、
[Assign users default role(ユーザーにデフォルトロールを割り当て)]
リストで別のロールを選択します。
Microsoft AzureユーザーがSecure Agentのダウンロード、インストール、登録を行えるようにする場合は、管理者ロールまたはデザイナロールを割り当てます。Secure Agentの作成、読み取り、および更新を行える特権を持つカスタムロールをユーザーに割り当てることもできます。
ユーザーの自動プロビジョニングの無効化
デフォルトでは、Microsoft Azureユーザーが
Azureのデータアクセラレータ
に初めてサインインしたときに、
Informatica Intelligent Cloud Services
によってユーザーが組織に追加されます。このプロセスを自動プロビジョニングと呼びます。
Microsoft Azureユーザーの自動プロビジョニングは有効化または無効化できます。これを行うには、
[ユーザーの自動プロビジョニングの無効化]
オプションを有効または無効にします。
自動プロビジョニングを無効にした場合、
[ユーザー]
ページで各ユーザーを作成する必要があります。ユーザーがMicrosoft Azureからシングルサインオンを使用できるようにする場合は、[ユーザーの詳細]ページの
[認証]
フィールドを
[Azure SSO]
に設定する必要があります。