目次

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  1. 概要
  2. PowerExchange Client for PowerCenter(PWXPC)
  3. PowerExchange ODBC
  4. PowerCenter用のPowerExchangeインタフェースのヒント
  5. データ型とコードページ
  6. PowerCenter用のPowerExchangeインタフェースのトラブルシューティング

PowerCenter用のPowerExchangeインタフェース

PowerCenter用のPowerExchangeインタフェース

PowerExchange ODBCでのリスタートおよびリカバリ

PowerExchange ODBCでのリスタートおよびリカバリ

PowerExchange ODBCでは、CDEPファイルのアプリケーション名に関連付けられたリスタートトークンを使用して、セッション用の開始抽出ポイントを決定します。使用されるCDEPファイルは、抽出の対象のプラットフォームでPowerExchangeによって保持されているファイルです。 CDEPファイルには、各抽出の開始リスタートトークンと終了リスタートトークンの両方が含まれます。 これが、リスタートトークンファイルに終了リスタートトークンのみが保持されるPWXPCとは異なる点です。
リスタートトークンにより、ソースデータベースの変更データが抽出されるベースラインポイントが決定されます。 ODBCを使用する場合は開始リスタートトークンと終了リスタートトークンの両方を使用できるため、リスタートにどちらのトークンを使用するかが抽出タイプによって決定されます。 抽出タイプは、ODBC接続のCAPXTYPEパラメータで指定されています。 これは、SQLエスケープシーケンスDTLXTYPEを使用してセッションレベルでオーバーライドできます。
指定されている抽出タイプがSince Last(SL)の場合、抽出は前回正常に処理された終了ポイントから開始されます。 抽出タイプがRestart(RS)の場合、抽出は、前回実行されて正常に処理された抽出の開始ポイント、またはPowerExchange Navigatorの抽出アプリケーションダイアログボックスの[開始ポイントのリセット]で指定されている開始ポイントから開始されます。
複数のセッション間でCDEPに競合が生じないようにするために、セッションごとに一意のアプリケーション名を使用する必要があります。
抽出のCDEP情報は、セッションが正常に終了したときにのみ更新されます。 セッションが失敗した場合、CDEPのリスタートトークン情報はそれまでの進捗状況によって更新されません。
失敗したセッションがリスタートされると、(指定されているCAPXTYPEに基づいて)前回正常に処理されたセッションからデータが抽出されます。 つまり、重複する変更がターゲットに送信される可能性があります。 失敗した場合は、セッションをリスタートする前にリスタートポイントと一致するようにターゲットを復元するか、レコードが重複する可能性に対処するようにPowerCenterセッションを設計する必要があります。