目次

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  1. はじめに
  2. パート 1: 概要
  3. パート 2: PowerExchange Client for PowerCenter(PWXPC)
  4. パート 3: PowerExchange ODBC
  5. 付録 A: PowerCenter用のPowerExchangeインタフェースのヒント
  6. 付録 B: データ型とコードページ
  7. 付録 C: PowerCenter用のPowerExchangeインタフェースのトラブルシューティング

PowerExchange Interfaces for PowerCenter

PowerExchange Interfaces for PowerCenter

バルクデータ移動セッションのコミット処理

バルクデータ移動セッションのコミット処理

バルクデータ移動セッション中、PowerExchangeのデフォルトでは、セッションプロパティで定義されているコミット間隔に達するたびに、データがターゲットにコミットされます。
場合によっては、データがターゲットにコミットされる頻度を変更する必要があります。 コミットの発行頻度が高すぎると、非リレーショナルターゲットに対するバルクデータ移動セッションがメモリ不足エラーで失敗する可能性があります。
この問題を防止または修正するには、次のいずれかのアクションを実行します。
  • [コミット間隔]セッションプロパティの値を小さくします。 デフォルトは10,000行です。
  • 受信したエラーメッセージに基づいてデータベースをチューニングします。
  • 必要に応じて、クライアントマシンのDBMOVERコンフィギュレーションファイルでENABLE_AUTOCOMMIT=Yを定義できます。 ENABLE_AUTOCOMMIT=Yを定義することにより、データバッファがいっぱいになるたびにデータをターゲットにコミットするようPowerExchangeに指示します。 セッションのデータバッファサイズを設定するには、[設定オブジェクト]タブの[詳細設定]で[デフォルトのバッファブロックサイズ]セッションプロパティを定義します。
ENABLE_AUTOCOMMIT=Yを定義することにより、PowerCenterセッションに対する標準コミットおよびロールバック動作を変更します。可能であれば、この文の使用は避けます。