PowerCenter用のPowerExchangeインタフェース

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PowerCenter用のPowerExchangeインタフェースの概要

PowerCenterを使用する場合にPowerExchangeを介してデータを抽出およびロードするには、以下のインタフェースを使用できます。

PowerExchange Client for PowerCenter（PWXPC）
。パートIではPWXPCについて説明します。 PowerExchangeを介してデータを抽出およびロードする際に、さまざまなプラットフォームでさまざまなデータ型に対して使用できます。 PWXPCはPowerCenterに完全に統合されています。

PowerExchange ODBC
。パートIIではPowerExchange ODBCインタフェースについて説明します。 PowerExchangeを介してデータを抽出およびロードする際に、さまざまなプラットフォームでさまざまなデータ型に対して、PowerCenterとのPowerExchange ODBC接続を使用できます。

PowerExchangeへの接続時には、PowerExchange ODBCではなくPWXPCを使用することをお勧めします。 PWXPCには追加機能があり、パフォーマンスが向上し、CDCの優れたリカバリおよびリスタートを利用することができます。

以下の表に、PowerExchange Client for PowerCenterとPowerExchange ODBCのインタフェース機能の比較を示します。

PWXPC	ODBC	機能	説明
はい	はい	バルクデータと変更データを抽出する	PowerExchangeは、リレーショナルソースと非リレーショナルソースのバルクデータ、およびCDCソースの変更データを抽出します。
はい	いいえ	複数のソースまたはレコードのデータを1回のパスで抽出する	PowerExchangeは、グループソースを使用して、複数のデータソースの変更データまたはVSAMおよびシーケンシャルファイルの複数のレコードタイプのバルクデータを1回のパスで抽出します。
はい	いいえ	ターゲットデータとCDCリスタート情報を単一のコミットで保存する	CDCリスタート情報は、リレーショナルターゲットテーブルまたはMQキューと同じデータベースに格納されます。リスタート情報がターゲットデータと同じコミットで更新されるため、CDCデータのリスタートおよびリカバリを確実に実行できます。
はい	いいえ	リアルタイムセッションでPowerCenter正常終了を使用する	PowerCenterは、パイプライン内の全データがターゲットに書き込まれた後にリアルタイムセッションを停止します。
はい	いいえ	変更インジケータを使用して変更レコードのタイプを特定する	各変更レコードは、挿入、更新、削除のいずれであるかを示します。変更インジケータを使用する場合、挿入、更新、および削除を処理するためにアップデートストラテジトランスフォーメーションを使用する必要はありません。
はい	いいえ	PowerExchange抽出マップからソース定義を作成する	抽出マップにはPowerExchangeによって自動生成されたカラムが含まれるため、Designerでのソース定義の変更が最小限で済みます。
はい	いいえ	PowerCenterソース定義のファイル名を使用する	PowerCenterソース定義でファイル名を指定し、PowerExchangeデータマップで指定されているファイル名をオーバーライドすることができます。

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