目次

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  1. はじめに
  2. PowerExchangeの概要
  3. DBMOVERコンフィギュレーションファイル
  4. Netportジョブ
  5. PowerExchangeのメッセージログと出力先のオーバーライド
  6. SMF統計ロギングとレポート
  7. PowerExchangeのセキュリティ
  8. Secure Sockets Layerのサポート
  9. PowerExchangeの代替ネットワークセキュリティ
  10. PowerExchange非リレーショナルSQL
  11. DTLDESCRIBEメタデータ
  12. PowerExchangeのグローバル化
  13. PowerExchange ODBCドライバの使用
  14. PowerExchangeデータタイプ変換マトリックス
  15. 付録 A: DTL__CAPXTIMESTAMPのタイムスタンプ
  16. 付録 B: PowerExchange用語集

リファレンスマニュアル

リファレンスマニュアル

Netportジョブの設定

Netportジョブの設定

必要な場合は、Netportジョブを設定します。IMSデータに対してDL/IまたはBMPアクセスを使用するには、Netportジョブを設定する必要があります。
DBMOVER構成ファイルにより、テープおよびGDG用のNetportジョブが構成され、IMSが不要でない限りIMS用のNetportジョブが構成されます。インストール時は、IMS Netportジョブに次の文が含まれます。
LISTENER=(node1,TCPIP,12480) NETPORT=(node1,12480,,,"DTLUSR.V800B11.RUNLIB(IMSJCL)",PSB1)
新規のNetportジョブの場合は、DBMOVERメンバであるLISTENER文と関連付けられたNETPORT文を追加する必要があります。TAPEJCLメンバ用のLISTENER文とNETPORT文をテンプレートとして使用できます。NETPORT文では、ポートをNetportジョブに割り当て、位置カンマは保持します。LISTENER文およびNETPORT文の先頭のパラメータが、このPowerExchangeリスナがリスンするポートを指定するLISTENER文のノード名を指していることを確認します。デフォルト設定では、ノード"node1"およびポート"2480"が使用されます。
  1. Netport JCLを設定します。サンプルJCLメンバを使用します。
    Netport JCLには、特定の値の代わりに置換変数を含めることができます。例えば、特定のPSB名の代わりにPSB=%PSBNAMEという変数をIMSJCLメンバに含めて、PowerExchange Navigatorデータベース行のテストやPowerCenterセッションの実行時にPSB名をオーバーライドできます。オーバーライドに置換変数を使用することで、同じJCLを複数のPSBに使用できます。置換変数の詳細については、Netportジョブ用のPowerExchange置換変数を参照してください。
  2. Netportジョブ要求をリスンするポートを定義する、DBMOVERメンバであるLISTENER文を追加します。
  3. Netport JCLを含むデータセットをリスナポートに関連付ける、DBMOVERメンバであるNETPORT文を追加します。
  4. PowerExchange Navigatorで、行テストを実行してデータを読み取ります。
    Windowsでは、dbmover.cfgファイルにNODE文を追加する必要があります。以下に例を示します。
    NODE=(imsnet,TCPIP,12.34.56.78,12480)
    IMSデータマップに対して行テストを実行する場合は、ノード名を使用してデータにアクセスします。PowerExchangeリスナは、NETPORT文のPSB名をJCLにパラメータとして渡し、IMSJCLジョブの送信を開始します。