目次

Search

  1. バージョン10.1.1
  2. バージョン10.1
  3. バージョン10.0
  4. バージョン9.6.1
  5. バージョン9.6.0

リリースガイド

リリースガイド

ルール仕様

ルール仕様

ここでは、バージョン
10.0
のルール仕様に関する新機能について説明します。

リンクされたアセット

バージョン
10.0
では、Analystツールの設計ワークスペースには、ルール仕様にリンクしたアセットへのハイパーリンクが表示されます。例えば、ルール仕様内で別のルールアセットを使用した場合、ワークスペースにそのルールアセットへのリンクが表示されます。また、[デザイン]ワークスペースには、ルール仕様から生成したすべてのルールへのハイパーリンクが表示されます。
ルール仕様のプロパティで、[アセット]の下にハイパーリンクが表示されます。
詳細については、
『Informatica 10.0ルール仕様ガイド』
の「ルール仕様の設定」を参照してください。

マップレットルール

バージョン10.0では、マップレットルールを以下の方法で使用できます。
  • 指定する期間中に有効なルール仕様を設定できます。この期間の開始と終了を示す日付と時刻を指定します。ルール仕様からコンパイルしたマップレットルールにもこの期間が適用されます。この期間以外でマップレットルールを読み取るマッピングを実行すると、マッピングは失敗します。
    詳細については、
    『Informatica 10.0ルール仕様ガイド』
    の「ルール仕様の設定」を参照してください。
  • マップレットルールを、ルール文内の条件およびアクションに追加できます。ルール仕様からの入力をマップレットルールの入力ポートに接続します。または、定数値をマップレットルールの入力として使用します。マップレットルールからの出力ポートを、条件またはアクションからの出力として選択します。
    詳細については、
    『Informatica 10.0ルール仕様ガイド』
    の「ルール仕様の設定」を参照してください。

ルール文

バージョン
10.0
では、ルール文で次の操作を実行できます。
  • ルールセット内でのルール文の移動またはコピー、ルール文の別のルールセットへの移動またはコピー。ルール文を別のルール仕様内のルールセットに移動またはコピーできます。別のルール仕様にルール文を移動またはコピーする場合、ルール文で使用している入力が移動またはコピーされます。また、この操作では、ルール文をテストするために入力および保存されたすべてのテストデータが移動またはコピーされます。
  • ルール仕様内の別の場所、および別のルール仕様へのルールセットの移動またはコピー。別のルール仕様にルールセットを移動またはコピーする場合、ルールセットで使用している入力とテストデータが移動またはコピーされます。
  • あるルール仕様から別のルール仕様へのテストデータの移動またはコピー。
  • ルール文内で条件を設定する場合に、CONTAINS演算子を選択する。この演算子を使用して、入力カラムのデータ値に関する次の情報を確認します。
    • 入力したデータ値が入力カラムに含まれているかどうかを確認します。
    • 別の入力カラムの同じ行に含まれているデータ値が入力カラムに含まれているかどうかを確認します。
  • 入力した値リスト内の入力値を検索するようにルール文を設定する。
  • ルールセットには、定義済みルール文が含まれます。これは、前のルール文でデータが生成されなかった場合に実行するアクションを指定するものです。デフォルトでは、ルールセットがアクションを実行しないようにルール文で指定されています。ルール文内のアクションは、更新できます。
詳細については、
『Informatica 10.0ルール仕様ガイド』
の「ルール文の設定」を参照してください。

ユーザーインタフェースの改良点

バージョン
10.0
では、設計ワークスペースに、ルール仕様のユーザーインタフェースに関する次の改良点が含まれます。
  • ルールセットの入力ビューを選択した場合、ルールセットに含まれない入力はワークスペースに表示されなくなります。
  • ワークスペースキャンバス内でルール仕様をドラッグできます。
  • マウスホイールを使用して、ルール仕様のズームインとズームアウトができます。
  • ルール仕様のツリー構造を展開するまたは折りたたむことで、ルール仕様のさまざまな部分を表示したり、非表示にしたりできます。
  • テキストの説明を入力に追加できます。
  • 子ルールセットの出力を読み取るルールセットでは、入力リストに子ルールセット名が表示されます。
  • 無効なルールセットは、有効なルールセットとは異なる色で表示されます。
  • 一部の設定可能なオプションに新しい名前が付けられています。
詳細については、
『Informatica 10.0ルール仕様ガイド』
を参照してください。

バージョン管理

バージョン
10.0
では、バージョン管理されたモデルリポジトリ内でルール仕様を使用できます。バージョン管理を使用するモデルリポジトリからルール仕様を開いた場合、Analystツールは、バージョン管理プロパティをルール仕様に適用します。設計ワークスペースの[編集]オプションを使用して、リポジトリからルール仕様をチェックアウトします。設計ワークスペースの[保存して完了]オプションを使用して、ルール仕様をチェックインします。チェックアウト操作を取り消すこともできます。
以前のバージョンのルール仕様を参照し、編集モードおよび読み取り専用モードで前のバージョンに戻すことができます。古いバージョンのルール仕様を読み取り専用モードで参照するとき、最新バージョンにのルール仕様に適用されるすべての読み取り専用操作を実行できます。読み取り専用モードでルール仕様を参照および検証できます。ルール仕様にテストデータが含まれる場合、ルール仕様を読み取り専用モードでテストできます。
詳細については、
『Informatica 10.0 Analystガイド』
の「モデルリポジトリ」を参照してください。