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  1. バージョン10.1.1
  2. バージョン10.1
  3. バージョン10.0
  4. バージョン9.6.1
  5. バージョン9.6.0

リリースガイド

リリースガイド

セキュリティ

セキュリティ

ここでは、バージョン9.6.1のセキュリティへの変更内容について説明します。

暗号化キーディレクトリ

バージョン9.6.1では、ドメイン暗号化キーを格納するディレクトリが変更されました。 暗号化キーの新しいディレクトリは
<INFA_HOME>/isp/config/keys
です。
以前は、暗号化キーのディレクトリは
<INFA_HOME>/isp/config/secret
でした。

Kerberos認証のサービスプリンシパル要件

9.6.1では、Kerberos認証を使用するようにドメインを設定した場合、ノードおよびサービスでサービスプリンシパル名(SPN)とキータブファイルを共有するかどうかを指定できました。
次のサービスプリンシパルレベルの中から1つを選択できます。
ノードレベル
ドメインがテストまたは開発に使用されていて、高度なセキュリティが不要な場合は、サービスプリンシパルをノードレベルで設定できます。 ノードとそのノードのすべてのサービスプロセスで1つのSPNとキータブファイルを使用できます。ノード上に追加サービスを作成する場合、追加のキータブフェアを作成する必要はありません。
プロセスレベル
ドメインが本番環境で使用されていて、高度なセキュリティが必要な場合は、サービスプリンシパルをプロセスレベルで設定できます。 ノードごとに、およびノードのプロセスごとに、一意のSPNおよびキータブファイルを作成します。 ノードごとに必要になるSPNとキータブファイルの数は、ノードで実行されるサービスプロセスの数により変わります。
以前は、Informaticaドメイン内のノードごとに、およびノードのプロセスごとに、一意のSPNおよびキータブファイルが必要でした。