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  1. バージョン10.1.1
  2. バージョン10.1
  3. バージョン10.0
  4. バージョン9.6.1
  5. バージョン9.6.0

リリースガイド

リリースガイド

セキュリティ

セキュリティ

ここでは、バージョン10.1の新しいセキュリティ機能について説明します。

カスタム暗号スイート

バージョン10.1では、ドメイン内の安全な通信およびWebアプリケーションサービスへの安全な接続でInformaticaドメインが使用する暗号スイートをカスタマイズできます。ホワイトリストおよびブラックリストを作成して、特定の暗号スイートを有効化またはブロックできます。この機能は、9.6.1 HotFix 4でも利用可能です。10.0では利用できません。
Informaticaドメインでは、暗号スイートの有効リストが使用されます。有効リストでは、デフォルトリストおよびホワイトリストの暗号スイートが使用され、ブラックリストの暗号スイートがブロックされます。
詳細については、
『Informatica 10.1セキュリティガイド』
の「ドメインのセキュリティ」を参照してください。

オペレーティングシステムのプロファイル

バージョン10.1では、データ統合サービスがUNIXまたはLinux上で実行されている場合、オペレーティングシステムのプロファイルを作成して、オペレーティングシステムのプロファイルを使用するようにデータ統合サービスを設定できます。オペレーティングシステムのプロファイルを使用すると、Big Data Management、Data Quality、Intelligent Data LakeなどのInformatica製品で、セキュリティの向上とランタイムユーザー環境の分離を行うことができます。
データ統合サービスは、オペレーティングシステムのプロファイルを使用して、マッピング、プロファイル、スコアカード、およびワークフローを実行します。オペレーティングシステムプロファイルには、オペレーティングシステムユーザー名、サービスプロセス変数、Hadoop偽装のプロパティ、アナリストサービスのプロパティ、環境変数、および権限が含まれています。データ統合サービスは、オペレーティングシステムユーザーのシステム権限およびオペレーティングシステムのプロファイルに定義されたプロパティに基づいて、マッピング、プロファイル、スコアカード、またはワークフローを実行します。
オペレーティングシステムのプロファイルの詳細については、
『Informatica 10.1セキュリティガイド』
の「ユーザーおよびグループ」の章を参照してください。

アプリケーションおよびアプリケーションオブジェクトの権限

バージョン10.1では、アプリケーションとアプリケーションオブジェクト(マッピング、ワークフローなど)に対してユーザーまたはグループが所有するアクセスレベルを管理するための権限を割り当てることができます。
アプリケーションおよびアプリケーションオブジェクトの権限の詳細については、
『Informatica 10.1セキュリティガイド』
の「権限」の章を参照してください。