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  1. バージョン10.1.1
  2. バージョン10.1
  3. バージョン10.0
  4. バージョン9.6.1
  5. バージョン9.6.0

リリースガイド

リリースガイド

コマンドラインプログラム

コマンドラインプログラム

ここでは、バージョン9.6.1の新しいコマンドについて説明します。

環境変数

以下の表に、コマンドラインプログラムで使用できる新しい環境変数の説明を示します。
環境変数
説明
INFA_DEFAULT_DB_TRUSTSTORE_PASSWORD
infasetupコマンドのデータベーストラストストアパスワードを格納します。
INFA_NODE_KEYSTORE_PASSWORD
infasetupコマンドのinfa_keystore.jksファイルのパスワードを格納します。
INFA_NODE_TRUSTSTORE_PASSWORD
infasetupコマンドのinfa_truststore.jksファイルのパスワードを格納します。

infacmd disコマンド

以下の表に、新しいinfacmd disコマンドの説明を示します。
コマンド
説明
ListSequenceObjectProperties
シーケンスデータオブジェクトのプロパティを一覧表示します。
ListSequenceObjects
アプリケーションにデプロイされたシーケンスデータオブジェクトを一覧表示します。
SetSequenceState
シーケンスデータオブジェクトの現在の値を更新します。

infacmd ispコマンド

以下の表に、新しいinfacmd ispコマンドの説明を示します。
コマンド
説明
printSPNAndKeytabNames
ドメイン内のノードおよびサービスのSPNおよびキータブファイルの名前の一覧を生成します。
以下の表に、更新されたinfacmd ispコマンドの説明を示します。
コマンド
説明
switchToGatewayNode
このコマンドには、データベースのトラストストアファイルのオプション(-dbtl)が含まれています。 セキュアなドメイン環境設定リポジトリデータベースのトラストストアファイルのパスおよびファイル名を入力します。 ドメイン環境設定リポジトリにセキュアデータベースを使用する場合は、このオプションを指定する必要があります。

infacmd mrsコマンド

以下の表に、新しいinfacmd mrsコマンドの説明を示します。
コマンド
説明
rebuildDependencyGraph
アップグレード後にオブジェクトの依存関係を確認できるようにオブジェクト依存関係のグラフを再作成します。

infacmd rdsコマンド

バージョン9.6.1では、infacmd rdsコマンドは廃止されました。 infacmd rdsコマンドを使用してReporting and Dashboard Serviceを管理することはできなくなりました。 Administratorツールを使用する必要があります。
以下の表に、廃止されたinfacmd rdsコマンドの説明を示します。
コマンド
説明
CreateService
ドメインにレポートおよびダッシュボードサービスを作成します。
ListServiceProcessOptions
レポートおよびダッシュボードサービスのオプションを一覧表示します。

infasetupコマンド

以下の表に、新しいinfasetupコマンドの説明を示します。
コマンド
説明
updateKerberosConfig
Informaticaドメインユーザーが属している領域名を変更するか、Informaticaドメインサービスが属しているサービス領域名を変更します。 このコマンドはKerberos設定を変更しません。
以下の表に、更新されたinfasetupコマンドの説明を示します。
コマンド
説明
  • BackupDomain
  • DefineDomain
  • DefineGatewayNode
  • DeleteDomain
  • RestoreDomain
  • updateGatewayNode
  • upgradeDomainMetadata
このコマンドには、データベースのトラストストアのオプション(-dbtl)が含まれています。 セキュアなドメインリポジトリデータベースのトラストストアファイルのパスおよびファイル名を入力します。 ドメイン用にセキュアなドメインリポジトリデータベースを設定する場合は、このオプションを指定する必要があります。

mmcmd

バージョン9.6.1では、以下のmmcmdコマンドが変更されています。
コマンド
説明
createRepository
--domainPasswordオプションが必要なのは、ドメインでKerberos認証が使用されていて、ドメインユーザーに--keyTabオプションを指定しない場合のみです。 以前は、このオプションは常に必須でした。
createResource
追加されたオプションは、以下のとおりです。
  • --resourcePassword。 リソースでパスワードが使用されていて、リソース構成ファイルにリソースパスワードが含まれていない場合は、このオプションを使用してパスワードを指定します。
  • --secureJDBCParameters。 このオプションを使用すると、セキュアJDBCパラメータを指定してJDBC接続URLを追加することができます。 Metadata Managerのリソース構成プロパティには、セキュアなパラメータまたはパラメータ値が表示されません。
deleteRepository
--domainPasswordオプションが必要なのは、ドメインでKerberos認証が使用されていて、ドメインユーザーに--keyTabオプションを指定しない場合のみです。 以前は、このオプションは常に必須でした。
getResource
-includePasswordオプションが追加されました。 リソース構成ファイルにリソースパスワードを含めるか除外するかを選択できます。 以前は、このコマンドは常にパスワードを含めていました。
restorePCRepository
--domainPasswordオプションが必要なのは、ドメインでKerberos認証が使用されていて、ドメインユーザーに--keyTabオプションを指定しない場合のみです。 以前は、このオプションは常に必須でした。
updateResource
追加されたオプションは、以下のとおりです。
  • --resourcePassword。 リソースでパスワードが使用されていて、リソース構成ファイルにリソースパスワードが含まれていない場合は、このオプションを使用してパスワードを指定します。
  • --secureJDBCParameters。 このオプションを使用すると、セキュアJDBCパラメータを指定してJDBC接続URLを追加することができます。 Metadata Managerのリソース構成プロパティには、セキュアなパラメータまたはパラメータ値が表示されません。

mmRepoCmd

バージョン9.6.1では、mmRepoCmdコマンドラインプログラムを使用してMetadata Managerリポジトリデータベースコンテンツのバックアップおよびリストアを行います。
mmRepoCmdには次の改良点が含まれています。
  • リポジトリコンテンツをリストアする場合、mmRepoCmdはドメイン暗号化キーを使用してMetadata Managerリポジトリ内の機密データを暗号化する。
  • mmRepoCmdはMetadata Managerサービスからリポジトリデータベース接続情報を取得する。 コマンドを実行する場合、引数として接続パラメータを指定する必要はない。
mmRepoCmdには次のコマンドが含まれています。
コマンド
説明
backupRepository
Metadata Managerリポジトリをバックアップファイルにバックアップします。
restoreRepository
Metadata Managerリポジトリコンテンツをバックアップファイルからリストアします。
以前は、backupCmdLineコマンドラインプログラムを使用してMetadata Managerリポジトリデータベースコンテンツのバックアップおよびリストアを行っていました。 backupCmdLineは削除されました。

pmprepコマンド

以下の表に、更新されたpmrepコマンドの説明を示します。
コマンド
説明
createConnection
このコマンドにはkerberized_connection(-K)オプションが含まれています。 接続先のデータベースがKerberos認証を使用するネットワーク上で実行されることを指定します。

rcfmu

バージョン9.6.1では、rcfmuを使用してMetadata Manager 9.1.0、9.5.x、および9.6.0から最新バージョンへリソース構成ファイルを移行できます。 rcfmuには、元のリソース構成ファイルのバージョンを指定する新しいオプション-smvが含まれています。
以前は、rcfmuを使用してMetadata Manager 9.1.0から9.5.xまたは9.6.0にリソース構成ファイルを移行していました。

rmu

バージョン9.6.1では、rmuを使用してMetadata Manager 9.1.0、9.5.x、および9.6.0から最新バージョンへリソースを移行できます。 rmuは元のリソースバージョンを検出します。
以前は、rmuを使用してMetadata Manager 9.1.0から9.5.xまたは9.6.0にリソースを移行していました。