目次

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  1. はじめに
  2. 概要
  3. アドレス検証のステータスポート
  4. 建物および住宅のデータポート
  5. 企業および組織のデータポート
  6. 都道府県および市区町村のデータポート
  7. 国のデータポート
  8. カスタマセグメント化のデータポート
  9. 補足のデータポート
  10. フォーマットされたデータポート
  11. 郵便事業者認証のデータポート
  12. 郵便番号のデータポート
  13. 都道府県/州のデータポート
  14. 住宅のデータポート
  15. 町名のデータポート
  16. 補足データポート
  17. XMLポート

アドレスバリデータポートリファレンス

アドレスバリデータポートリファレンス

フォーマットされたアドレスと郵便事業者の住所表記基準

フォーマットされたアドレスと郵便事業者の住所表記基準

DMによるキャンペーン用に住所レコードを準備する場合は、印刷する住所の構造を郵便事業者の住所表記基準に合わせる必要があります。
例えば、USPSの米国国内の住所表記は次のような形式になっています。
Line 1
Person/Contact Data
JOHN DOE
Line 2
Street Number, Street, Sub-Building
123 MAIN ST NW STE 12
Line 3
Locality, State, ZIP Code
ANYTOWN NY 12345
印刷する住所を、行ごとに1つのポートへ書き出すように設定することができます。 その場合、それぞれの行のデータタイプに適したポートを使用できますが、各行のデータタイプに関係なく住所の構造を受け付けるポートを使用することもできます。
以下の表に、米国の住所を印刷するときの住所の2種類のフォーマット方法を示します。
印刷する住所
使用ポートの一例
使用ポートのもう一つの例
JOHN DOE
受取人行1
フォーマットされたアドレス行1
123 MAIN ST NW STE 12
送付先住所1
フォーマットされたアドレス行2
ANYTOWN NY 12345
国特有の最終行1
フォーマットされたアドレス行3
[フォーマットされたアドレス行]ポートを使用するのは、データセットにタイプの異なる住所(勤務先住所と自宅住所など)が混在している場合です。 勤務先住所の場合、担当者と組織の情報で3行必要になることもあります。 アドレスバリデータトランスフォーメーションは、必要に応じて[フォーマットされたアドレス行]ポートのみを使用して、勤務先住所も自宅住所も適切にフォーマットします。 ただし、[フォーマットされたアドレス行]ポートは、ポートに含まれるデータタイプを指定しません。
[受取人行]、[送付先住所]、[国特有の最終行]などのポートを使用するのは、すべての住所が同じ形式でフォーマットされている場合です。 これらのポートにより、住所のデータ要素がデータタイプ別に分類されるので、データセットを把握しやすくなります。
この例の住所は、他のポートを使用して処理することもできます。 上記の例は、印刷と配達用に住所をフォーマットするポートの説明を目的としたものです。

人口統計データと地理的データ

DMによるキャンペーンでレコードセットを作成する場合、さまざまなデータタイプを追加して住所表記に挿入することができます。 このようなデータを使用することで、郵便物の配達状況を人口統計的に、地理的に把握することができます。
例えば、米国内のある住所がどの下院選挙区に属しているのかを特定することができます。 また、郵便物の仕向国の郵便システムで、アドレス参照データに地理座標が使われている場合は、緯度と経度の座標を生成することもできます。