目次

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  1. はじめに
  2. 概要
  3. アドレス検証のステータスポート
  4. 建物および住宅のデータポート
  5. 企業および組織のデータポート
  6. 都道府県および市区町村のデータポート
  7. 国のデータポート
  8. カスタマセグメント化のデータポート
  9. 補足のデータポート
  10. フォーマットされたデータポート
  11. 郵便事業者認証のデータポート
  12. 郵便番号のデータポート
  13. 都道府県/州のデータポート
  14. 住宅のデータポート
  15. 町名のデータポート
  16. 補足データポート
  17. XMLポート

アドレスバリデータポートリファレンス

アドレスバリデータポートリファレンス

要素の結果ステータス

要素の結果ステータス

アドレス検証プロセスが入力住所データの各要素に実行するアクションを示す出力ポートです。

要素の結果ステータスの用途

アドレス検証中に変更されたアドレスデータ要素を特定するには、[要素の結果ステータス]を選択します。
[要素の結果ステータス]ポートの出力コードを読み取るには、コード値が表す住所情報のタイプを理解する必要があります。コード内の各文字が表す住所情報のタイプに関する詳細については、「要素のステータスの各ポートに関する概要」を参照してください。
要素の結果ステータスには、出力された住所レコードに関するステータス情報が含まれます。 入力された住所レコードのステータス情報を確認するには、要素入力のステータスポートを使用します。

ポートの場所

以下の表に、要素の結果ステータスポートの位置とデフォルトの精度を示します。
ポートタイプ
ポートグループ
テンプレートモデル
精度
出力
ステータス情報
基本
30

要素の結果ステータスの出力コード

要素の結果ステータス値は20文字から成る文字列であり、個々の文字は異なるタイプの住所情報を表します。
以下の表に、要素の結果ステータスから出力文字列内の各位置に返されるコードを示します。
コード
説明
0
出力アドレスは、現在の位置にデータを含みません。
1
トランスフォーメーションは、参照データの現在の位置にデータを見つけることができません。トランスフォーメーションは、入力データを出力データにコピーします。
2
現在の位置のデータは、チェックされずに標準化されます。
3
現在の位置のデータはチェックされますが、参照データに一致しません。参照データは、数字データが有効範囲外にあることを示しています。 トランスフォーメーションは、入力データを出力ポートにコピーします。
バッチモードで適用します。
4
参照データがないので、トランスフォーメーションは入力データを出力データにコピーします。
5
現在の位置にあるデータは検証済みですが、参照データに複数の一致が見つかったので変更されません。
バッチモードで適用します。
6
データ検証により、現在の位置の入力値が削除されました。
7
現在の位置のデータは検証済みですが、入力データにスペルエラーが含まれます。検証により、参照データの値を使用してエラーが修正されました。
8
現在の位置のデータは検証済みで、参照データの値を使用して更新されています。
値8は、参照データベースに入力要素の追加データが含まれることも意味する場合があります。例えば、検証によって町名または建物名に完全に一致する候補が見つかった場合は建物番号または棟番号を追加できます。
9
現在の位置のデータは検証済みですが変更されておらず、配達ステータスは不明です。例えば、DPV値が間違っている場合などです。
C
現在の位置のデータは検証済みで確認済みですが、名前データが期限切れです。検証により名前データが変更されました。
D
現在の位置のデータは検証済みで確認済みですが、外名から正式名に変更されています。
E
現在の位置のデータは検証済みで確認済みです。ただし、アドレス検証によって大文字/小文字や言語が標準化されています。
アドレスの検証により、値が完全に代替の言語に一致する場合、言語を変更できます。たとえば、アドレスの検証で、「Brussels」がベルギーのアドレスの「Bruxelles」に変更されます。
F
現在の位置のデータは検証済みかつ確認済みで、参照データと完全に一致しているので変更されていません。
出力文字列内の位置19および20は、国データに関係します。
以下の表に、位置19と20に対して検証が返す可能性がある値を示します。
コード
説明
0
出力アドレスは、現在の位置にデータを含みません。
1
アドレス検証は国データを認識しません。
4
アドレス検証では、アドレスバリデータトランスフォーメーションのデフォルトの国の値によって国を識別します。
5
参照データに複数の一致が含まれるので、アドレス検証は国を識別できません。
6
アドレス検証は、スクリプトから国を識別します。
7
アドレス検証は、住所形式から国を識別します。
8
アドレス検証は、主要都市のデータから国を識別します。
9
アドレス検証は、地方データから国を識別します。
C
アドレス検証は、地域データから国を識別します。
D
アドレス検証は、国名から国を識別しますが、名前にエラーが含まれます。
E
アドレス検証は、ISOコードまたは国名などのアドレスデータから国を識別します。
F
アドレス検証は、アドレスバリデータトランスフォーメーションで設定される[国を強制的に適用]の値によって国を識別します。