目次

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  1. はじめに
  2. パフォーマンスのチューニングの概要
  3. ターゲットの最適化
  4. ソースの最適化
  5. トランスフォーメーションの最適化
  6. マッピングの最適化
  7. パーティション化したマッピングの最適化
  8. 実行時の最適化
  9. SQLデータサービスの最適化
  10. Webサービスの最適化
  11. 接続の最適化

パフォーマンスのチューニングの概要

パフォーマンスのチューニングの概要

アクティブなDTMインスタンスを設定するWebサービスプロパティ

アクティブなDTMインスタンスを設定するWebサービスプロパティ

パフォーマンスを向上させるために、DTMインスタンスをアクティブな状態にして複数のWebサービス要求を処理できるようにデータ統合サービスを設定できます。 データ統合サービスの[DTMキープアライブ時間]プロパティは、Administratorツールで設定できます。
以下の表に、[DTMキープアライブ時間]プロパティを示します。
プロパティ
説明
DTMキープアライブ時間
DTMインスタンスが最後の要求の完了後にオープン状態を維持する期間(ミリ秒)。同じ操作に対して送信されたWebサービス要求は、オープンインスタンスを再利用できます。要求の処理に必要な時間が、DTMインスタンスの初期化時間よりも短い場合は、キープアライブ時間を使用してパフォーマンスを向上させます。要求が失敗すると、DTMインスタンスは終了します。
デフォルトは5000です。
既存のDTMインスタンスを使用することでパフォーマンスが向上します。 要求のたびにDISでDTMインスタンスを開始すると、余分なリソースが必要になるからです。 DTMをアクティブな状態にしておく場合はメモリが消費されます。 そのため、このオプションを設定するときはメモリ消費量に注意する必要があります。