目次

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  1. はじめに
  2. パフォーマンスのチューニングの概要
  3. ターゲットの最適化
  4. ソースの最適化
  5. トランスフォーメーションの最適化
  6. マッピングの最適化
  7. パーティション化したマッピングの最適化
  8. 実行時の最適化
  9. SQLデータサービスの最適化
  10. Webサービスの最適化
  11. 接続の最適化

パフォーマンスのチューニングの概要

パフォーマンスのチューニングの概要

ターゲットのボトルネック

ターゲットのボトルネック

ターゲットのボトルネックは、Data Integration Serviceでターゲットへの書き込みを行う際のパフォーマンスの低下です。 ターゲットのボトルネックの原因としては、データベースで使用しているチェックポイント間隔が短い、データベースのネットワークパケットサイズが小さいなどが考えられます。
最も一般的なパフォーマンスのボトルネックは、Data Integration Serviceがターゲットデータベースへの書き込みを行うときに発生します。 データベースのチェックポイント間隔が短いと、チェックポイントの書き込み回数が増え、データベース処理の速度が低下します。 データベースのネットワークパケットサイズが小さいと、ボトルネックの原因となります。 大きなデータパケットが一度にネットワークを流れるように調整することができます。
ターゲットのボトルネックを特定するには、データベースの代わりにフラットファイルをターゲットにしてマッピングのコピーを作成します。 このマッピングでパフォーマンスが著しく向上する場合は、ターゲットにボトルネックがあります。 マッピングで既にフラットファイルターゲットに書き込みしている場合、ターゲットにはボトルネックがないと考えられます。