SAMLベースのシングルサインオンでは、Microsoft Active Directoryに格納されたアカウント資格情報に対してユーザーを認証します。アカウントはActive DirectoryからInformaticaドメイン内のセキュリティドメインにインポートされます。
Informaticaドメインで使用する認証タイプは、インストール中に選択することができます。インストール中にKerberos認証を有効にする場合、Kerberos Key Distribution Center (KDC)と連動するようにInformaticaドメインを設定する必要があります。Informaticaドメインで必要なサービスプリンシパル名(SPN)をKerberosプリンシパルデータベースに作成する必要があります。Kerberosプリンシパルデータベースは、LDAPディレクトリサービスの場合もあります。また、Informaticaドメインの必要に応じて、SPNにキータブファイルを作成してInformaticaディレクトリに格納する必要があります。