目次

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  1. セキュリティガイドについて
  2. Informaticaセキュリティ入門
  3. ユーザー認証
  4. LDAP認証
  5. Kerberos認証
  6. Informatica Webアプリケーション向けのSAML認証
  7. ドメインセキュリティ
  8. Informatica Administratorのセキュリティ管理
  9. ユーザーおよびグループ
  10. 特権およびロール
  11. 権限
  12. 監査レポート
  13. 付録 A: コマンドラインの特権および権限
  14. 付録 B: カスタムロール

セキュリティガイド

セキュリティガイド

データ統合サービスのソースとターゲット

データ統合サービスのソースとターゲット

データ統合サービスがマッピング、データプロファイル、スコアカード、またはSQLデータサービスを処理できるように接続オブジェクトを作成するときは、SSLプロトコルで保護されたデータベースへの接続を定義することができます。
データ統合サービスが、JDBCドライバを通じてソースまたはターゲットのデータベースに接続されます。セキュアリポジトリデータベースへの接続を設定する場合は、JDBC接続文字列の中にセキュア接続パラメータを含める必要があります。
  1. SSLプロトコルで保護されたデータベースを、ソースまたはターゲットとして使用するように設定します。
  2. Administratorツールで、接続を作成します。
  3. [新しい接続]
    ダイアログボックスで、接続のタイプを選択します。それから
    [OK]
    をクリックします。
    DB2、Microsoft SQL Server、またはOracleのセキュアなデータベースへの接続を作成することができます。
  4. [新しい接続 - 手順1/3]
    ダイアログボックスで接続のプロパティを入力し、
    [次へ]
    をクリックします。
  5. [新しい接続 - 手順2/3]
    ページで、データベースへの接続文字列を入力します。
    セキュアデータベースに接続するには、セキュアデータベースのパラメータを
    [詳細JDBCセキュリティオプション]
    フィールドに入力します。Informaticaは、
    [詳細JDBCセキュリティオプション]
    フィールドの値を機密データとして取り扱い、パラメータの文字列を暗号化して保存します。
    以下のリストは、セキュアデータベースのパラメータを示しています。
    EncryptionMethod
    必須。ネットワーク上で送信される際にデータが暗号化されるかどうかを示します。このパラメータは
    SSL
    に設定する必要があります。
    ValidateServerCertificate
    オプション。データベースサーバーが送信する証明書をInformaticaで検証するかどうかを示します。
    このパラメータをTrueに設定した場合、Informaticaではデータベースサーバーが送信する証明書を検証します。HostNameInCertificateパラメータを指定すると、Informaticaは証明書内のホスト名も検証します。
    このパラメータをFalseに設定した場合、Informaticaではデータベースサーバーが送信する証明書を検証しません。指定するトラストストア情報がすべて無視されます。
    デフォルトはTrueです。
    HostNameInCertificate
    オプション。セキュアデータベースをホストするマシンのホスト名。ホスト名を指定すると、Informaticaは接続文字列に含められたそのホスト名をSSL証明書内のホスト名と照らして検証します。
    TrustStore
    必須。データベースのSSL証明書を含んだトラストストアファイルのパスとファイル名。
    TrustStorePassword
    必須。セキュアデータベースに対するトラストストアファイルのためのパスワード。
    Informaticaは、セキュアJDBCパラメータを接続文字列に付加します。セキュアJDBCパラメータを接続文字列に直接含める場合、
    [詳細JDBCセキュリティオプション]
    フィールド内にはパラメータを入力しないでください。
  6. 接続をテストして、セキュアデータベースへの接続が有効であることを確かめます。
  7. リレーショナル接続を作成するプロセスを完了します。