目次

Search

  1. はじめに
  2. パフォーマンスのチューニングの概要
  3. ターゲットの最適化
  4. ソースの最適化
  5. トランスフォーメーションの最適化
  6. マッピングの最適化
  7. パーティション化したマッピングの最適化
  8. 実行時の最適化
  9. SQLデータサービスの最適化
  10. Webサービスの最適化
  11. 接続の最適化

パフォーマンスのチューニングの概要

パフォーマンスのチューニングの概要

トランスフォーメーションエラーの除去

トランスフォーメーションエラーの除去

トランスフォーメーションエラーが多数発生すると、Data Integration Serviceのパフォーマンスが低下します。それぞれのトランスフォーメーションエラーに対して、Data Integration Serviceは、一時停止してそのエラーを調べ、エラーの原因となっている行をデータフローから削除します。 通常は、Data Integration Serviceのログのマッピングログファイルにその行が書き込まれます。
トランスフォーメーションエラーに関するボトルネックを減らすには、以下の方法を検討します。
トランスフォーメーションエラーが発生した箇所をマッピングログファイルで調べ、トランスフォーメーション制約を評価する。
Data Integration Serviceで変換エラー、競合しているマッピングロジック、およびエラーとして設定されている条件(Null入力など)が検出されると、トランスフォーメーションエラーが発生します。 トランスフォーメーションエラーが発生した箇所を調べるには、マッピングログファイルをチェックします。 エラーが特定のトランスフォーメーションで発生している場合は、そのトランスフォーメーション制約を評価してください。
トレースレベルを低くする。
大量のトランスフォーメーションエラーを発生させるマッピングを実行する必要がある場合は、トレースレベルを低く設定することによってパフォーマンスを向上させることができます。 ただし、この方法はトランスフォーメーションエラーに対する長期的な対策としてはお勧めできません。